2015年06月22日

外には時代遅れの希望がいっぱい!! ~著作権法‐非親告罪化とAQAL⑱~

法に関して言いますと

内的な法(物質主義に還元されてますが) より、外的な法の方が先に制定されていきました。

ゆえに、今では

路上ライブも規制される不自由な世の中で

子どもを外に出すことは、それほど自由なことなのか??

と言えます。

すべてに言えますが、法とは〝よっぽど酷くなった時に取り締まるべくあるもの〟で

規制の力として働かせるものではありますが

外だけでは…となった21世紀、私たちは、家族を作って〝内〟に探検したのではありませんか?

(私は家族作ってませんが、まぁ、統合的リンキングできるすべてが家族です!!!!!)

ファミリー向けアニメがロングヒットする(愛され続ける)のと同様に

外から内、一人から輪

様々な創造的可能性に焦がれた時代でした。

(ポケモンは、例のプリンとかヤドンとか独特の雰囲気出してましたよね(笑) 好きです♡  最近なら ☆〝ピカチュウ ザ ムービー〟(本編20分) 凄いです(≧▽≦)☆)


(余談ですが(笑) かつて友達が〝昔のゲームの方が深くストーリーにも凝っていた〟と言ってました。

進歩もありましたが、(ゆえに、ある)傾向として

〝内面が、単なる機能的美に置き換えられてきた〟―――(そう考えられるなら、その)

結果

著作権法を大きく溢れて、内的なものが悲鳴を上げている、と(も考えられると)いうことです。

ストリートパフォーマンスを現実的に行うには やはりモラルと内なる好きを あまりビジュアルに頼らず創造する必要があり、外でこういったことが自由にできないなら、内の著作権法も なんとなく人民の首を絞める風に動く、と第2層的には感じるでしょう。

次回は、作る側と受ける側の距離について(・∀・)


[次の記事]〝作り手と受け手の厚い壁

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2015年06月23日

作り手と受け手の厚い壁 ~著作権法‐非親告罪化とAQAL⑲~

まず、有名なものは、商業的、外面的圧力が大きいです。

無名なものは、信頼性と持続性に関わるでしょう。

どちらにしても、〝気軽に話せない、話す気もない〟と、作り手は思い

ファンの方も、基本、その姿勢です。

なぜか、そのブレンドの中間で、やたらオッカケが流行っていますが

目の前にいつでもいたら冷める類の〝非内的-物質的〟側面にすぎないものです。(譲歩しても皮膚渇望止まり。恋を除きます。)

ファン側としては、自分(達)の殻に閉じこもりすぎ

群れ合って、AQALをサポートしない傾向(どの作品も平等に尊重し、矮小化に加担する傾向)

そういったところから、著作権法に振られるのです。

作り手としては、統合的リンキングないし、第一層なら謙虚にも〝高笑い〟していたいので

会って権威性やモチベーションをうやむやにはしたくないのです。(わたし含む。)

しかも今やだれもが、中途にも立派な〝作り手〟ですから

この壁はますます拡張していると言えましょう。

日本独特の空気のラインに言えることですね。(たぶんゾーン2と4の病理)

どうにかしたいけど どうにもならないので、作品にリンキングを込め、共時性で結びつく

これが今の日本クリエイターの 秘-境地です。

しかし、無理矢理引き合わせ、距離感を薄め

鳥山明センセーに会うこと=ドラゴンボールのワクワク感

と、ふざけた同一視を強要していいものかどうか(笑)

(漫画を読んだりカードを買ったりすることは作者に会うこととは違う! Q/2において 作家≠作品)


次回は、いよいよ最終回。作り手の究極の宿命について!


[次の記事]〝芸術家にはファンが必要(≧▽≦)

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posted by インテグラルとど at 23:02| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする

2015年06月24日

芸術家にはファンが必要(≧▽≦) ~著作権法‐非親告罪化とAQAL⑳~ ≪終≫

クリエイターには、それを熱心に理解して、支えてくれるファンが必要不可欠です。

作り手と受け手が、両方とも両方相互に繋がってこなすのがベストで

これを、総合的なリンキング-共作 等と呼べるでしょう。

そうやって、つながっていけば、いつか、地球は愛ばかりになります。

その足掛かりとして…

と考えていた矢先、ふいに、著作権の引用条件がさらに苦しくなる的情報を見て、少し引きました(*´з`)

現実って… 何で蛸の切れた糸のように、どっかいくの?????

確かに、引用について変わるわけではありませんが、パロディもオマージュも、責任を持てる範囲での翻訳-解釈-感想-賛美も、みんな引用のグループでしょう。

これまでは、引用を大きく超えていても、当事者との空気的合意で、ちゃんと合理的処理できていました。

引用に関しては、解釈や賛美次第で、滑走することはあるのです。それは、共創造した当事者たちにしかわからない盛り上がりなのですが

昔ですらできていた、民族の祭りに、文化で負けてどうする(笑)

これらをすべてわかった上で、あえて〝AQALを使えるようにする〟〝統合的主張を聞き入れる余地を残す〟〝解釈的な引用は大規模に認める(※AQALのある時代に解釈表現不可って…。)

こういった措置が前面に押し出されているのならいいですが

冷たい合理性の下、わけもわからぬまま、第2層の開花の前に、社会が冷たい事件に飲まれて、せっかく出かけた芽を摘む。

法の改正には反対しませんが、今のままじゃ失敗するに決まっています。(商業のみを絶対化する、その商業に未来と善の根拠がない。)

とにかく、まずは、今できることをやりましょう(笑)

そして、支えてくれる暖かな存在に感謝しましょう。

そして、無理だと思ったら、ツールとしては、きっぱりあきらめましょう!

どんなツールを使うにしても、内的な次元は無限に広がっていて、法では規制できない創造と喜びの宝庫です。

きっと、よくなっていきます。

きっと――――――――――――――――


[参考ページ] ☆主要☆

http://ipfbiz.com/archives/tpp_hisinnkokuzai.html
http://diamond.jp/articles/-/68723?page=3
http://diamond.jp/articles/-/68723?page=4
http://diamond.jp/articles/-/68723?page=5


著作権法‐非親告罪化とAQAL≫シリーズは≪全20回≫です。まだご覧になっていない方は≪第1回≫からどうぞ♪


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posted by インテグラルとど at 22:06| Comment(0) | 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする

2015年06月25日

〝とどのインテグラル〟~読み方・概要・ポリシー~ ☆解説☆

☆ とどのインテグラル の 読み解き方 ☆


このブログは、書籍感覚でお読みいただける、学術仕様(軽い読み物有)のページです。

毎日更新型です。

カテゴリ〝実用的生活実践〟は 「<<」で 「前のページへ」 戻り、「>>」で 「次のページへ」 読み進める ことができます。 「トップページ」には別途〝オススメ記事〟〝月間アーカイブへのリンクが 表示されます♪

私的使用の範囲で 自由に楽しめます。

( ☆とどのインテグラルの場合☆ プリントしてご友人(≒家族)との議論に使うなど 著作権法に準ずる正当な範囲内で、幅広い活用が可能です。)

インテグラルは あなたの興味に 常に既に 開かれている スピリットへの招待です。

☆ プライバシーポリシー ・ 免責事項 は こちら ☆


主なクラス(種別)は、以下の5種類です―――

AQAL
統合的リンキング (著作権)
シャドーワーク
パラレルワールド
インテグラル・スピリチュアリティ


AQAL・・・すべての〝象限・レベル・ライン・タイプ・状態〟のことで、ウィルバー5 として提示された インテグラル理論を指します。他に〝ポスト形而上学〟〝統合数学〟など呼び名があります。このクラスでは、あなたの幅広いインテグラルな興味にお答えできるでしょう。なお、AQALの詳細は、このクラスを読み解くことでも、理解を深めることが可能です。

統合的リンキング (著作権)・・・私が好んで使用している用語です。ランキング(男性性)過多の時代に対して、リンキング(女性性)を組み合わせた〝コミュニケーション〟のことで、このクラスでは、日本の交流やアートに合った形での議論を展開します。

シャドーワーク・・・意味は〝抑圧された影を自分に統合する営み(プロセス)〟です。〝3‐2‐1シャドー・プロセス〟という手順で、切り離されたエネルギーを自分にプラグインし、より全域的なバイタリティを日常に活かせる〝インテグラル・ライフ〟をサポートする、重要なモジュール・クラスです。このクラスでは、特に筆者の私的なシャドーワークに焦点を当て、あなたの参考にできるモデルの一例として提示します。そこから導かれたユニークな法則も理論的に体系化して提示します。

パラレルワールド・・・〝とどのパラレルワールド〟で提示された、AQALのインディゴ(9)のレベルにあたる波を、アップデートしていくクラスです。AQAL+パラレルワールド という、色々な方向からコスモス感じ、人生を豊かにしていける、ユニークなモデルのクラスです。このモデルが筆者に創発したきっかけの一つは 小説〝太陽(ヒカリ)に届(とど)け!〟で一読できます。

インテグラル・スピリチュアリティ・・・ケン・ウィルバーの代表的な本です。AQALクラスの中で、特にこの本についての解説をする時は、このクラスに分類しています。ウィルバー5(AQAL)モデルを扱います。


☆引用参考文献☆


私が〝とどのインテグラル〟について 広範囲のページにて参考にしている書籍です。


「インテグラル・スピリチュアリティ」 ケン・ウィルバー (春秋社)

インテグラル・スピリチュアリティ




「実践 インテグラル・ライフ ―自己成長の設計図」 ケン・ウィルバー監修 (春秋社)

実践インテグラル・ライフ―自己成長の設計図





☆ケン・ウィルバーって? AQALって?☆


ここまで読まれた方は、説明を欲しておられると思います。

ケン・ウィルバーは、アメリカの理論家で、様々な学問‐主張を〝志向的一般化(誰もが同意出来るところまで抽象化)〟し結び合わせて、私たちが好きなように使うことのできる〝AQAL〟モデルとして洗練・提示しました。

別名の〝ポスト形而上学〟は、かつての〝形而上学〟を必要とせず、すべてを〝高度+視点〟にすることで、〝近代以降〟に失われていった〝スピリチュアリティ〟をはじめ、様々な領域を豊かにリンキングして、救い出すことができると主張します。これは、愛や夢について答えてくれる、実り豊かなツールで、ウィルバーの願いです。


☆インテグラル・ライフ 統合的実践 とは?☆


ボディ・マインド・スピリット・シャドー について、最低1分間実践する、AQALの実践モデルです。

広義には、〝実践が私(達)に取り組む〟生活全般を意味します。

インテグラル・ライフ・プラクティス (ILP) と呼ばれます。

とどのインテグラルでは、特に〝マインド(理論)〟と〝シャドー(セラピー)〟に焦点を充てますが

シャドーワーク時の身体エネルギーの活性化、AQALを用いた理論からのスピリットへの招待、と

4つのモジュール(領域)が組み込まれたモデルとしての お付き合いが可能です♪


☆象限と高度☆ ~このページによく出てくる Qや数字の意味するもの~


象限は、個と集合・内面と外面から4つ! 様々な主張は、この4つに収まることをAQALは開示します。

各象限は、さらに外側と内側のゾーンに分けることができます。(ゾーンは、奇数が内側・偶数が外側です。)


[左上]・・・個的内面(Q/1)・・・・・[ゾーン1と2・(I)] [美・芸術]

[左下]・・・集合的内面(Q/2)・・・[ゾーン3と4・(We)] [善・道徳]

[右上]・・・個的外面(Q/3)・・・・・[ゾーン5と6・(It) ]
                               < [真・科学]
[右下]・・・集合的外面(Q/4)・・・[ゾーン7と8・(It's)]


高度(深度・レベル・波) は、ゾーン2と4の研究から導かれた物差し(自己システムの構造)

世界中心的な啓蒙性‐オレンジ(5)、普遍的な平等主義‐グリーン(6) という風に

( )内の数字が 高度です。 L/5・L/6 とも表記します。


高度+視点 は、ポスト形而上学(AQAL)を使う時に便利で

みんなのことが好き(L/5,Q/2) は、世界中心的理性(5)の〝私たち〟を表します。


☆このページの目的☆


AQAL・ILPは、万人に開かれたものです。

自分のニーズに合うよう、好きに使うことができます。

このブログ・ページは、日本で広く知られていない〝統合的モデル〟を

広めて、個人や地球を豊かにすることを意図します。

あくまで潮流のひとつであり、絶対的な権威を持つわけではなく

〝あなたに合った理論と実践は、あなたの気運(共時性)により導かれる〟

ことを、後押しするものです。

ゆえに、AQAL部分に関係しない領域を中心に読み解くのもOKです。

統合的実践は、私たちがより豊かにコミュニケーションして未来を創っていく

魅惑に満ちた毎日を生きる、入り口に私たちを導いてくれるのです。


☆AQALをもっと深く☆ ~高度+視点 の さらなる広がり~


過去の著作等のAQAL理解に、この高度特定はオススメです!

他に、タイプ(t/)、ライン(l/)、状態(S/) も、必要に応じて特定します。

・S/g 粗大(グロス)〝目に見えるもの〟・S/s 微細(サトル)〝夢見や愛の感情〟

S/c 元因(コーザル)〝深い眠りや観照する意識〟・S/nd 非二元(ノン・デュアル)〝いつも・ありのまま〟

私たちは、S/g・S/s・S/c を経験しつつ、S/ndに満たされています。

4象限は同時生起しており、全体/部分からなる〝ホラーキー〟です。

歴史に焦点を充てたホラーキーと 人間(今‐時間)に焦点を充てたホラーキー があります。

インテグラル・スピリチュアリティ(邦訳)において、AQALは〝アークル〟と読みます。


☆その他 ワンポイント☆


統合的リンキングは、日本での自我発達とも関係が深い、アニメを焦点とした議論〝とどのアニメワールド〟と関連するクラスです。漫画・アニメに馴染みのある方は、AQALとアニメを文化的に結び合わせた視点をご参考頂けます。

5つのクラスは、トップページ右の〝PICK UP〟から 興味のある記事にジャンプできます!

このページは〝とどのDiary☆〟の発展版です! リンクは、著者とその経緯、更なる統合的思想のアーカイブへと導きます。 ☆私は2006年春にウィルバー「進化の構造」と出会いました☆


☆引用について☆


AQALについては、「インテグラル・スピリチュアリティ」のモデルを提示しています。

引用箇所は、通常〝〟で区切りますが、全文引用は少ないですので

基本的には、要約引用です。(引用時要約できます。)

〝〟内に―を引いているものは、全文引用の中略です。

私的な文にも〝〟が付きますが

強調の意図等があります。

文脈から分かるように記述しています。

ウィルバーは〝〟と言っています。のように、基本、人名が主格や所有格となって現れます

全文引用の場合は、シリーズ(シリーズ名+①等の番号が付いた題名群)内に、該当の書籍名等を提示します。


〝とどのインテグラル〟が、一つの大きな書籍(アーカイブ)を構成しています。

その他、概要は、本編を読み解くことで、明らかになるでしょう。


☆参考外部リンク☆  ‐ 本サイトと直接的な関連のない ウィルバーに関するリンクです ‐

INTEGRAL JAPAN インテグラル・ジャパン

Ken Wilber. Com

ケン・ウィルバー (wikipedia)
posted by インテグラルとど at 02:06| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする

2015年06月26日

イサキの塩焼きが〝ウマイっ〟(・∀・)♪

北海道で、ホッケや宗八を食べましたが、同条件で食べたら、彼らに匹敵するでしょう。

臭いがあり、あまり聴かない名前なので、偏見を持ちがちですが

高級な、白身魚です。

今回は、スーパーで半額の、前から、ちょくちょく並んでる、気になっていたものを手に入れました。

まさかの鱗どりにショックしましたが

1、しっぽから頭へ、包丁を立てて根気よくとる。食器入れは、タオルをかぶせた方がいい。飛ぶので|д゚) 少々うろこが残っていてもいいです。

2、頭近くのエラに切り込みを入れ、しっぽ側から、おなかをあけて、おなじみの(・∀・)ないぞ~を取る。その後、キッチンペーパーで拭くといいらしい。私は洗いました。早くとった方が鮮度が落ちない。どうせ、切り身の魚は身が出てるんだし。とげとげのひれとかは、取らなくてもいいみたいね。

3、冷蔵庫で保存。使用する30分程度前に、適度に内外に塩をふって、焼く前に、水洗い、もう一回、小さじ一杯程度の、ご飯と合いそうで白身の味も保持しそうな量を、内外にぱらっとかける。

4、油を引いて、両面を弱火で焼く。網グリルがいいですが、私はフライパンです。皮がパリッと美味しいらしいですが、フライパンですので(笑) 意外にも、しっぽが、パリッとあがり、食べられました! こだわらない人は、これでカンペキ!

当然、大根おろしを八百屋で買っているので、魚を探してくるわけです。

大根おろしとの併用は、基本的に必須です!

食べ方は、魚を日本人らしく箸で質素な量つまんで、味わったところで、大根おろしをスプーンですくって、その後ご飯と食べる手順です。全部別々ではなく、ちょっとずらす。

おろしは、汁をフライパンに入れ、魚油とまぜて食べると、無駄に油を洗わなくていいです。DHAが含まれているのだし、血管に悪くはないでしょう。(自分の体の状態にあった判断をしてください。)

やや鯛バリの骨がありますが、大きくてすぐわかるので、それさえ取り除けば、さんま♪のように食べられます。

背骨部位以外、残りませんでした!

うろこに退きましたが、たぶん、また食べるでしょうね(笑)

旬の時期に出回っていますので、オススメです。
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2015年06月27日

活力を生き生きと人間関係へ [バイタリティのシャドーワーク] ~ノイマン「意識の起源史」とAQAL ①~

ノイマンのこの著作は、1950年代に書かれたものだと思われますが

当時からすると、まだポストモダニズム(グリーンの波)すら、民衆に定着していませんでしたので

とんでもない本です(笑)(笑)(笑)(笑)

現代的には

文体ないし訳文が、グリーン(6)の言語で書かれていますので

解釈する時は、AQALマトリックスを使って、緻密にする必要があります。(でないと恐ろしい還元主義を招きますので。)

ノイマンの言わんとしたことは、〝ターコイス(8)〟にありますが、構造主義(ゾーン2)が広く知られていたわけではありませんので

彼の主張は、第2層に限りなく近いグリーンです。

ゆえに、曲解を許してしまうこともしばしば。

また、アカデミック風に、難解とも言えます。

コツは、ゾーン5で読むこと。いちいちバイタリティを活性化して、心身エネルギーとイメージで、ダイナミックに実体験しながら、かなりゆっくり読むこと!!

このコーナーは、ノイマン、「意識の起源史」を、近況も含めて、シャドーワークという、セラピーで捉えようとするコーナーで、ノイマン自身も、この主張を〝セラピー〟として提示しています。(当然ですね(^^♪)

ただ、行動主義(ゾーン6)的アプローチでは、彼の言わんとしたことは、実行不可です。

ちょっと、専門的で、長くなりますが、お付き合いいただければ幸いです。


[次の記事]〝基本構造と移行構造 [シンボル・シャドー]

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意識の起源史




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2015年06月28日

基本構造と移行構造 [シンボル・シャドー] ~ノイマン「意識の起源史」とAQAL ②~

ウィルバーは、「眼には眼を」等で、基本構造と移行構造の違いを挙げていますが

ノイマンの言うシンボル(集合的無意識の志向的一般化という意味での元型・ノイマンのゾーン4での高度で記述[L/6,Q/2, 3p×3-p×1-p×3p]) は、当然、移行構造の影響を受けます。

発達段階で解釈が違うとは、ノイマンの主張でもあり

父権制(3)では、母権制(2)が抑圧されるため、当然、前者以降と後者では、シンボルの持つ意味が変わってきます。

確かに変わらない深層構造もありますが、それが〝グリーンの高度6〟でノイマン自身が志向的一般化した元型であり

混同されてはなりません。

たいていが、移行構造においてのシンボルの変化や変形を伴い

シンボル(認識)が基本構造として、感情や思考のように独立するラインだとしても

シンボルという(Q/1の)元型とそのバイタリティ(リビドー)自体は、移行構造です。

エネルギーは状態(ゾーン1と5)に関わりますので、当然ですね!

要は、ひとところでしか流用できない、ということです。

ゆえに、アニミスティックにも、インテグラルにも、使えます。

次回は、シンボルは基本シャドーであることを述べます。


[次の記事]〝超個人的(L/6,Q/1)は〝シャドー〟

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2015年06月29日

超個人的(L/6,Q/1)は〝シャドー〟 ~ノイマン「意識の起源史」とAQAL ③~

ノイマンの述べた日本語訳の〝超個人的〟は、グリーンの用語で書かれた〝高度6〟の志向的一般化(3-p×1-p×2p) のゾーン4(Q/2) であり(別のノイマンの定義は後述) 要は、集合的無意識や古代的無意識のことです。

これは、文脈からAQALを使ってご判断ください。

それを個人のゾーン1に当てはめて流用する場合

ゾーン3として現れる〝超個人的なもの(2-p×1-p×2p)〟は、シャドーです。(2-pの統合数学的意味と分類や一般説明は こちらのシリーズ参考)

インテグラルライフのILPのシャドーモジュールの定義的には

かき乱される、自分でコントロールできないものは、肯定的なGのシャドーも含めて、シャドーモジュールの範疇です。

これは、一緒くた(L/4, 3p×1-p×1p)という意味ではなく、高度な志向的一般化(L/8, 3p×3-p×1-p×1p)による分類です。

ノイマンの主張(6)によれば、超個人的なもの(2)は、あらゆる発達段階で、肯定的な意味と活力を持ちますが

アウシュビッツ(2)を防ぐことができる主張ではないですので、ノイマンもちゃんと区別(7)していますように

移行構造において、(公にできない等)不適切なものの〝シャドー化〟が起き、個人にシンボルを通して認識され、シャドーワーク過程(竜との戦い・3)において、流用も悪用もされうる、ということです。

シャドーモジュールの一番重要な点は、2人称として掘り起こしたシャドーを

1人称として所有して手放す〟です。

ノイマンですら、100%正確には、このことを解っていませんでした。

状態(ゾーン1)と構造(ゾーン2)の区別が希薄だったためです。

というより、構造主義(ゾーン2)の直接の親がこの意識の起源史(ゾーン4)です。(系譜学類型的に)

超個人的なもの(2)は、3人称的には、現代社会によって とことんロボット観で抑圧されていますので、弱いバルブをこじ開けて、まず2人称として溺愛できるようにまでして、そこで多くの人が間違うのですが

クリシュナムルティも言っていますように、俗にいう聖なるものは しょせん投影物ですので、どれだけ心地よくても

対象に気分が左右されるようでは、正常とは言えず、最終的に活力を自由に使いたいなら

1人称として、それをぶんどって、自分に統合しなければなりません。

そして、統合するには、差異化/同一化したものを脱同一化する必要がありますので

統合は、ずっと同一化(≒固着)ではなく、分離(シャドー化)せず手放すこと、です。

分離と脱同一化の違いは、とことん重要です。

特に、ノイマンの扱う支点2のシャドーは、前抑圧的ですので

なんか、神秘的なもの(6)に見えなくもなかったが、実際は単なる固着(2)だった、ということです。

次回は、支点1の抑圧と、フロイト・ユングを統合したノイマンについて。


[次の記事]〝L/1も抑圧される! [フロイトとユング統合へ]

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2015年06月30日

L/1も抑圧される! [フロイトとユング統合へ] ~ノイマン「意識の起源史」とAQAL ④~

フロイトは、フロムやILP等、ユングはノイマン等が、適切に噛み砕いていますので

私も、彼らの主張は、含まれた形で接しています。

ノイマンは、フロイトに懐疑的ですが、実際は、ユング以上に尊敬している面があるというか

グリーンの波を含む形で、両者をまろやかに統合した偉人(英雄)です。

現代の根強い疑問は

前言語的領域に抑圧はあるのか?

です。

ここで、抑圧が、シャドー全般の代名詞であり、固着と分離は、広義の抑圧(シャドー)と言えました。

では、お母様(太母・養育母)に性エネルギー的に魅せられるという、マジェンタ(2)の固着は

抑圧とどう関係するのでしょうか?

竜殺し(3)において、太母(2)が抑圧されるのは広く知られていますが

上方の抑圧を解いて、元シャドー(2)を溺愛するということが、たびたび この国や世界で起きていて

強く批判するところです。未だにPTF(前後の虚偽 L/6)が起きています。

私の主張は、抑圧とは

・本気でそれを恐れる等の不都合がなければならない

・シャドーワークでどんどん基本的な波に行きつく


学術的にも経験的にも、ノイマンと同じやり方で ほぼ証明していますので

以上から、支点1のシャドーが存在することは明白です。

支点1とは、ウロボロス的充足であり、食物や排泄・皮膚接触や呼吸等をつかさどる、ラインでは前認知的な生理的運動機能のライン(基本構造)と関わってくるものです。

即ち、〝太母(2)に溺愛するのは、ウロボロス段階(1)において、忘れなければならない重大な危機が起きたから〟ということです。

これに似た主張は至る所であると思いますが、AQALを使わなければ、核が分からない!というわけ。

グロフの出生外傷(0)も含めて

広義の抑圧とは、強くなって、耐えられないものをエネルギー的に征服して忘れる、わけで

竜殺し(3)の獲得エネルギーは、太母(2)に対する直接的抑圧でしたが

(太母との)性エネルギー的合一(2)は、原‐神経生理的‐快不快(1)のカモフラージュということです。

要は、分化は必ず分離の可能性をはらんでいる、という、ウィルバーの見慣れた主張です。

この視点は、重要ですが、悪用として流用できるほど単純なものではありませんので

真剣にシャドーワークをしている男女にしか意味を持たないことも含めて、提示しています。

次回は、シャーマニズムをポスト形而上学に組み込みます!


[次の記事]〝シャーマニズムと道徳的英雄の戦い

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2015年07月01日

シャーマニズムと道徳的英雄の戦い ~ノイマン「意識の起源史」とAQAL ⑤~

シャーマニズムの 現代での 持つ意味は、要は狂騒(2)に固着している者の〝言い訳〟として成り立っていて

本来、歴史上そういった〝差異化された自然〟的意味合いはありません。

つまり、非視点的な狂気(6)に許されたナルシシズム(2)の再活性化です。

これ(退行的固着)の欠点は、当然、前後の虚偽(PTF)とシャドーモジュールの無視です。

なんか、風変わりなものをこれ(シャーマニズム)に分類するなど、狂気の沙汰。

狂気(2)に無頓着なこと(6)こそ、狂気(7)でしょう(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)

ルール(4)を越えていく英雄の戦い(5)でなければ、シャーマニズムは、現代リベラルに反します。

子どもの教育によくない!!!!!!!!!!!!!!!

シャーマニズムは、切り離されたエネルギーを解放する

即ち、最終的に1人称として〝統合‐固着を手放す〟を行うものであり

このメッセージが欠けているものに、権威を許してはならないでしょう。(例;アウシュビッツ)

シャーマニズム(2)の肯定的な例として、おまわりさんのカラーガードを挙げておきます。

これは当然、権力に関係するシンボルが盛りだくさんです。

パレード、制服、旗やバトン、個の乱れない統率された演技、その他もろもろ…

なんか、ひしひしと惹かれますよね(^^♪

これは、個々人によって持つ意味が違う、ノイマンの言う〝基本構造として進化するシンボルの分化‐統合〟で解釈されます。当然、他の道徳等の移行構造にエネルギー的に流入されるものでもあり、後者がどの段階でも、エネルギーが流入する点が、重要です!!!!!

私の今一番良いと思った解釈(8)は

〝英雄の戦い(7)を助けてくれる善き女性たち(5-7)からイメージとエネルギー(7)をもらって、人にやさしくすること(5)や人間関係が気持ちよくできる世の中にする(5)ことを後押しされるシチュエーション(7)として受け入れて、自分の中の母‐竜‐シャドー(2)を、手放し、エネルギー(5-7)として、日々心がキューっとなる(7)ように、生きて変えていく、元気いっぱいの道徳的な英雄(7)になる きもちのよい修行!!〟

こんな感じです。

多くは、移行構造(7)と移行構造(2)の違いに疎いです。

ノイマンは、超個人的な無意識領域(L/2,Q/2)は、広大であり、すべてを意識化するのは到底無理、と当然認識しており

誰の中にも、何らかの痕跡(2)が残り続けるのは、器質の個性‐タイプも含めて、仕方のないことです。

どちらにせよ、シャドーとして無意識に働いているものは、やがて自分で解放できる可能性が極めて高い物で

当然、切り離したエネルギーが強いわけなのですから

下方、基礎的な方向に、シャドーワークしていくことで、見つけるわけです。

意識化が適えば、移行構造2は 分裂させず、移行構造5~に統合していかなくてはなりません。

現代のゾーン4の病(個人的な病ではなく集合文化的な病!)としては

移行構造2の 2人称的固着者が、3人称的な著作等によって

移行構造2の 3人称的神経症者に、(知らずに)破壊的な影響を ―惹きつけることによって誤解させ― 与えている、ということです。

主に、グリーンの著作家(責任者)が見落としている視点です。

ポストモダニストなのだから、ポスト形而上学(7)に開けば、防げるものです。

FF7のリユニオンの黒マントの男たちが、上記の破壊的影響を受けた被害者、にあたりますね。

母性社会のゾーン4として、日本文化は、興味深いです。

追記としては

おまわりさんは、まだ女性を広く受け入れておらず、それが、母権制の抑圧としての現代資本主義や善き市民としての無意識的な葛藤によるところが大きく

統合的な自己実現社会に対する、免疫過剰を越えたインテグラルな権力に変容していく課題が見て取れ

女性への応援ヴィジョンは、こちらに記しています♪

ノイマンは、例えば私が、意識の起源史の熟読時に脳幹(1)が何だか刺激されて神経伝達疲労物質過剰的にモヤモヤする(ゾーン5) と言った事象を

〝現代社会は、それをロボットのバグ(ゾーン8)のように経験する。これでは、エネルギーを解放して、統合的な人間(7)になるだけの強さは得られない!〟

と、後押ししてくれるでしょう。 ←脳を古層から使っていく感じを 取るに足るものとして大切に扱うということ

この本、神経生理学(ゾーン5)的に、葛藤経験して読まなければ、セラピー的に意味を持ちません。

ウィルバーの本なら、空性を感じながら、です。

この点で、これらの作品は、AQALないし芸術的です。

次回は、本書内にアドレスを付けた方がいいと思われる箇所を指摘していきます♪

(不要な方は、これからまだまだ おもしろくなりますので、⑥‐⑨は 読み飛ばしてください(^^)


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posted by インテグラルとど at 23:11| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする