でも、尾田栄一郎に会いたいとは思いません。
アイドルなら、違いますよね?
本当は当たり前のことですが、今日は、この2種類を考えたいと思います。
あなたが好きなのが、漫画そのものなら、作者さんは安心して距離を置けます。
あなたが、作家本人を好きなら、作者さんは、一定のリスクを負います。
後者が悪いのではなく、後者の場合、作家さんの人権について、よく考えたほうが良い、ということです。
バクマン。という作品がおすすめで、上記のことがよく分かります。
あなたは、昔、漫画が純粋に好きだったかもしれません。ある日突然、アイドルを追っかけることに目覚めたかもしれません。
この時あなたは、その両者の違いを意識したでしょうか?
否ですか??
実は、違うはずなのですが、どこかで同じだと思っているフシがあります。
最大の違いは、皮膚渇望・・・とでも言う、接触の欲求特性に関わっているか?です。
現代人は、危険な仕事もあり、責任も大きく、どうしても、自由に人に触れ合えないという絶望感を抱えています。
それを補うために、上記の欲求が発動するのですが、嫌悪などから、その欲求をシャドー化し、脇に追いやってしまう方が大勢おられます。
その成れの果てが、この、追っかけ、というわけです。
それは、社会的な病でもあり、極端な例は、通り魔事件などです!
誰か、この前のニュースを見て、これと関連付けた人います?? (笑)
追っかけがしたいなら、自分にシャドーを溜めすぎてはいけない、ということです。
大衆で、マスゲームのような高揚感を感じ続けると、シャドーが暴走してしまうかもしれません。
まず、お目当ての方の作品を、例えば漫画だったら、と考えてみましょう。
そして、満たされない部分に話しかけてみましょう。
あなたはだあれ?
何してるの?
なんでこんなに息づいてるの?
おそれ?
嫌い?
壊したい?
広い場所へ??
具体的にイメージできたら、融合してみましょう。
新しいことをしたい、わがまましたい、とか、圧力からは衝動、逃げるのが醜い、相手の目を見て話したい、とか、嫌悪からは自己嫌悪が導かれます。(参考;実践インテグラル・ライフ―自己成長の設計図) 憧れの人も、嫉妬の対象も、自分の部分です。
そんなあなたには、遠距離恋愛をおすすめします。
追っかけは、好きだから、ですが、相手は案外誰でも良かったりします。
最初のうちは、特定の対象に執着しますが。
恋人に言ってもらいましょう。〝私のためにもっと頑張って!!〟
相手は、あなたに条件を出します。
それは基本的に、気持ちいいものではないはずです!
気持ちよくなるためには、対話等、共感や理解が必要となります。
所詮は他人だから追っかけ・・・ということが分かれば、尾田先生とワンピースのように、作品をメインに愛することができるはずです!
そうすると、ぐっと気持ちが楽になり、大人になれます。
大切なのは、相手にわがままを言ってもらい、自分の反応を確かめることです!!
ラベル:シャドーワーク