2022年06月26日

クルマが 信号のない横断歩道の停止線で 止まる気がない理由 ~ 選挙とハザードのハナシ ~


最近、選挙が始まりました。

いわゆる 政界、政治家は、ただの一度も、納得できる形で交通戦争を終わらせた ためし がありません。

なぜなのでしょうか?


道路交通の話になりますが、信号のない横断歩道のある停止線は、カーブの直後にあるものも、少なくないのです。

私は思ったのですが、本来、クルマのハザードは、こういった横断歩道手前のカーブより前に、〝ハザード点灯〟の標識を付けて、そこに差し掛かった時に、クルマが、ハザードをオンにして、制限速度より10キロほど減速、横断者がいたら、さらにブレーキランプも点灯して、減速、停車

ハザードには、車間距離をたっぷり保て、の意味も。

なぜ、この形式を、組み込まなかったのでしょうか?


なお、ここでの〝ハザード〟とは、減速信号の意味 であり、緊急停車は、別のランプにするべきだったという意味です。

現在のハザードは、減速信号のために使えず、後続車の危険な追い越しと 勘違いを誘発する、歩行者に意地悪な仕様です。





自転車の手信号には、減速する意味の信号がありますね。

基本的には、手のひらを閉じたり開いたり、グーとパーを繰り返す、ハザード形式の合図です。

本来、ハザードは、減速信号に適した意味に 落ち着くべきものだと、手信号を見ても、感じませんか?


自転車には、緊急停車の信号は、ありません。

車両の中でも、自動車 (クルマ) にしか存在していない、特異な信号(合図・ランプ動作)です。


現在の、クルマのハザードは、あの悪質な〝路上駐停車〟時に、多用されることから、ドライバーは、ハザードを見慣れています

このことから、ハザードを〝緊急信号〟と解することは、不可能になります。

むしろ、駐停車予告信号となり、追い越してください、という意味に とれてしまうのです


これは・・・


・ハザードは 緊急信号の意味合いを失っている

・ハザードは 減速信号として機能しない



非常に致命的な、2つの〝交通整理的な欠落〟が、見られるでしょ?


実際には、緊急信号、減速信号(ハザード)、駐停車用信号、の3つを、用意すべきです。 (混乱する)

もしくは、横断歩道の停止線前に、前もって ハザードを点灯する標識を設置するような道路にして、ハザードの意味を、減速信号優先として、定着させるように、ドライバーに、念入りに納得させる、行政の情熱が必要 でしょう。


これによって、ハザードが減速信号としての役割を果たせれば、信号のない横断歩道の停止線で、クルマが止まるようになります

クルマは、子どもでも分かる、赤きいろ青、は、理解しますが、クルマ同士のハザードランプの関係(の信号)は、守りません。

ブレーキをかけたときの赤(ブレーキランプ)は、減速予告にならないために、減速信号としてのハザードの代わりになりません。


赤信号の手前に、信号のない横断歩道と停止線があっても、クルマは 赤信号直前まで、猛スピードで走り続け、急停車する傾向があります。

これは、歩行者にとって、非常に迷惑であり、もっと手前で減速するのが自然です。

自転車ならば、慣性走行をするので、信号に引っかかりそうだったら、漕がずに進みます。


しかし、クルマは、これをしません。

ハザードを点けることで、減速を理解してもらえるなら別ですが、実際は、追い越しを誘発すらするので、結果、信号手前まで、スピードを落とさない、という、なんとも、非効率かつ非道な運転が流行っています。


ハザードを点けて 前もって減速しながら 横断歩道や赤信号まで 慣性走行? → → → → 路上駐停車だと思われて無理な追い越しをされるから ハザードを点けたくなく 減速したくなくなる → → → 減速できないなら 信号のない横断歩道の停止線は〝無視〟―― クルマの赤信号時の 横道からの青 横断歩行者も 気持ち的に 無意識・・・・・・・・


という、つまりは、〝いやがらせ〟が、完成して、はびこります。


問題は、誰が、この仕組みを作ったのか?

政治が大混乱しているから、ならば、政治家が作った、政府が作った、とも言えます。

その自覚がない、理解がないので、私は、そう思います



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選挙 = 交通戦争の この話

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というくらい、真剣になれない理由は、名声・権勢を追い求めているからです





交差点の角の歩道が ガードレールでカーブしている形式 は、よく見られます。

交差点前左側の歩道を、同じ進行方向に赤信号で停車中のクルマに並ぶ形で歩行すると、歩行者用信号が青になったとき、一旦、歩行者は、向きを左に変えます。

そして、直進扱いで、横断歩道を渡るのです。


ここで、クルマが 左折してきたら…。


・クルマは 歩行者が横断するか分からないため 大して注意を払わず 優先せず無視することが多い

・歩行者は 横断歩道を渡る直前まで 左折直後のクルマが後ろにいるので 気づかない



という、非常に危険な状況になります。


たぶん、交通戦争で、悪名高い、シチュエーションです。


歩行者用信号が短いために、さらに、左右を確認しがたくなる点もあります。

信号を守ることで、歩行者が不利になる例です。


確かに、左右を確認して 車両がいなければ 赤信号でも横断するというのは、交通戦争を終わらせられなかった政府に対して、抗議する意味では、事実を示す意味では、合理的とすら言えます

ただし、子どもと、自転車が、赤信号で横断するのをまねるので、信号無視は、よくないです。

クルマが、歩行者の信号無視を根拠に、信号を守らなくなったら、世も末です。





特に都会で、クルマに乗っているドライバーは、機械のように決まった運命をたどって、全員一致で 感受性を失っていきます

しかも、それを意識していません。


混沌としたルールに、危険運転と交通戦争を金の力で成り立たせる自動車保険、種々維持費と税金、中心部の駐車場料金とスペース、都会でクルマを使う おそらくは 能率的で不合理な理由・・・

によって



つまり、クルマのドライバーは、クリシュナムルティを意識できない、ということです。

例外はいるでしょうが、その場合、あなたは、このことを探求しましたか?


都会の汚点は、自動車 でしょう。

これは、徒歩と電車しか使わない人、あるいは、ルールを守って自転車に乗っている人から見て、明らかすぎます。

いまさら? です。

クルマのドライバーたちは、喫煙と同じで、明確な理由と根拠で嫌われているにもかかわらず、それを見ようとしませんね

そこは、明らかに〝カオス〟です。

事実を認識・理解しながら、クルマに乗る、のなら分かりますが、それを無視して、なかったことにして、自分が何をしているのか忘れてしまう。

これでは、交通戦争、交通事故が増えるのは、当然です。


今回の選挙で、このことを、このレベルで議論・演説・洞察する者は、いるのでしょうか?







信号無視をするクルマ ~ 2022 06 27 追記 ~


こうして書いている矢先。


翌日(平日)早朝に、横の交差点を、クルマが信号無視していました。

その交差点は、横道から歩行者・自転車・クルマ等が通らないとは限らない道です。

世も末です。


そのクルマは、徒歩で信号のない横断歩道を 横断中の私に向かってきて、停止せずに、スピードを落とさずに 避けていきました。

つまり、しかるべきシチュエーションならば、そのクルマは 止まらずに私を避けたことから〝故意に〟さらに手前の信号を無視した、と判断でき、免停どころか、軽くない刑事責任が課されて あたりまえです。

しかし、そのクルマは、そうなることを、夢にも思っていないでしょう。


交通戦争は、あなたに、クルマを運転する、ひとりひとりに、全責任があるのです

〝流れ〟に依存せず、クルマを動かすことは、不可能だからです。


クルマが、信号無視をすることで起きる混沌・悲劇は・・・


・何らかの予測できない大事故を引き起こすことになる

・命を粗末にする者 当たり屋等に 利用される



このことがわからない、あなたって、誰ですか?





もう少し、話を広げましょう


選挙に出ているあなたは、クルマを持っていますか?

あなたは、ちゃんと 歩行者に配慮して 運転していますか?

もし〝そう〟でなかったら、選挙に出ないでください

戦争を引き起こす、直接の原因になるので。





言い方次第ではありますが、事実として・・・。


神戸の、そして、日本の〝クルマ〟は、〝最低のクズ〟です。

未来の〝仲間〟を守ることが、出来ないのだから


posted by インテグラルとど at 07:58| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする