ロードレース(自転車競技)では、1日100キロ以上走ることもあるようです。
これは、一つの究極体験ですが、スポーツとして解釈するなら、〝1日で100キロ走る〟というのが、共通の〝ものさし〟にする〝一番明快なモジュール〟です。
速度でも、過程でもなく、1日の距離、であり、ママチャリの場合は、用途を考えて、距離を縮めるべきですが、走行のスタートとゴール(=任意) を共通の目標にする、という方法が、もっとも、メリットが大きいと考えます。
ロードレースを やってみたい人は、自転車が好きな人だと 思いますので、その場合、1日100キロ走る〝サイクリング〟が、あなたなりに〝ロードレース〟をやることだ と言えると、私は思います。
その特殊な形態が、〝ロードレースのためにあらゆることをして大会に臨む〟人生で、自転車が好きな人の多くは、究極体験を、ロードレースの中に求める必要はない のです。
ロードレース扱い (の 通常のロングライド) で、月に何度か、1日100キロ、行きたいところに、経由と距離のゴールを設定すると、競技用自転車でロングライドするのは、極めて理にかなっていると思います。
日帰りが重要なのは、コストが最強だからです。
機会さえ得られれば、繰り返し、新しいライドができます。
ロードレースは、限界まで自分を追い込んで究極体験しますが、ロングライドは、行きたいところに行くという移動手段のコストとして、究極体験をします。
安全に走る方法から、道の開発、グルメスポットの拡張に 秘境の冒険、これらを、すべて試行錯誤して極めるという、究極です。
コストも含めて、究極体験できるということは、金に糸目をつけない究極体験よりも、1段上の、節約をサポートする究極の上の究極体験 となります。
ここまで来ると、ロードレースの上位互換、自動車を自転車にして環境問題根絶も見えてきて、ロードレースをする本当の意味、が分かるかもしれません。
あらゆるスポーツは、ロードレースのように〝競技〟というルールで行っていますが、自転車をやらないスポーツ選手でも、自転車のロングライドのような、環境とコストに革命を起こすスポーツ、を、新しく生み出すことができるかもしれません。 その、可能性の枠が広がる〝競技を越えた〟興味の広がり、自転車のロングライドとスポーツ選手との関係に、潜在的に期待できるのではないか、と私は思います。
そして、距離は、10キロでも、150キロでも、いいわけです。
自転車は乗り物で サッカーボールが乗り物となることはないので、このコーナーの主張は 部分的には極端な例えですが、競技用のスポーツ界は ロングライドの 環境やコストにやさしい視点、とあまり関係ないところをモットーにしているなら、世界が広がるのではないかな、と思う点でも、この題目で書いています。
たぶん、スポーツをやると 自動車がなくても 移動に困りにくい というメリットです。
ビンディングペダルと言えば、スキー。
スキーやスケートで、移動できるエリアを設けるといいのかもしれません。
雪の斜面は、自転車移動に適さないので、自動車の代わりにスキーで。
凍った川は、スケートで。
バスケットボールを背負うこともできます。
自転車だけが 移動手段であるわけでは なかったのです。
未来の乗り物 ハイパー制御の飛行機ならば、サッカーをしながら飛ぶことでエネルギーを供給できるようになるかもしれません(笑)
現在にはない視点が、未来には在ります。
実践とは、まったく関連の無かった次元を、とてつもなく素晴らしい相性で、要約、昇華していく! その無限の可能性こそが広がるのです。
2022年02月06日
ロードレースと日帰りロングライド ~自転車(サイクル)ライド~
posted by インテグラルとど at 13:12| 実用的生活実践
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