2019年09月06日

ワープとタイムトラベルのアップデート! ~ 静止系・動系 / 時間経過・エネルギー ~

以前展開した多次元系の技術的側面を、仮説寄りに進めましょう。

ここでは、筆者の表現したかった用語を継続して使います。 (パラレルワールドを第3層で包摂した教科書的用語集がないため。)


そもそも、ハイパースペースに入るとは、どういうことなのでしょうか。

この疑問を、私が知りたがりそうな あの領域での〝答え〟として打つ出すには、静止系と動系を 更にバランスよく組み合わせればよいようです。


タイムマシン型 宇宙船 (ハイパースペースに入ることができる超慣性力を生み出すことができる空間) が、静止系(私たちの地球から見たような視点)にて、慣性系としての相対上の観測での一点の座標(マス)に静止している (ここまでは難しく考えないで 静止している感じだということ) の場合は、ハイパースペースに入っても、一定の空間的ポイントに静止しているはずなので、ハイパースペース内で動くと、静止系内では一定ポイントに居ると同時観測されるはずなので、縦の時間(タイム・時代)を移行するタイムマシンとなる、と言えるわけです。

一方で、動きながらハイパースペースに入る場合は、ハイパースペースに入っている時に 動かないことができるはずで、その時 同時に 静止系では 宇宙船は この世界(次元・同一の世界線)一定方向を実質等速に動いているはずなので、その状態 (ある種・静止しながらの動系のマッピング) によって、先の空間を捕捉すれば、横の時間(タイム・空間・同一静止系宇宙内の時空間)を越えることができる ワープとなる、と、ついに 差異化ができました。

つまり、何らかの差異化によって、第3層の技術では確かに、ワープもタイムトラベルも できるだろうわけです。


では、空間をジャンプするワープがなぜ、〝時間(タイム)移動〟の一種だと 捉えることができるのでしょうか?


ひとつは、どちらもハイパースペースに入るからで、ハイパースペースへの入り方(多連続的な慣性系からの動系のリアルアップ的変化を加える)も共通すると言えるからです。

質量がエネルギーなら、広義のタイムトラベル(ワープ)は、エネルギーによって成されるわけなので 質量の移動がエネルギーなわけです。 動系のハイパースペース内では別に、静止系にて質量として観測される宇宙船が タイムという形でのエネルギーとなるので、細部はどうであれ、横のジャンプも タイム=エネルギー を使った・経過した、と捉えることができます。

光は、質量を持たないゆえに、タイム・スペースに関しての〝基準〟にすることができるのは、こういった理由でしょう。 (タイム移動=広義のエネルギー)


もうすこし、核心を突きましょう。 (時を溜めるようなエネルギー的視点で。)


X(s) [X秒] 後 の移動は、光を基準にするとして、ハイパースペース内で X(s) 間の基準移動なわけです。 (どういう基準かは後に見ます。)

このとき、光がX(s)かかるタイムを 移動(ジャンプ)することになります。

縦のタイムをトラベルすれば、X(s)先の光が存在する未来(別のパラレルワールド・世界線・多次元)に行くことができ、横のタイムを跳躍すれば、X(s)先の光が存在するハイパーマルチ空間 (同一静止系宇宙・同一世界線の巨視的トンネル効果・空間を隔てたワープ・つまりX(s)先の空間のことです) を捕捉・到達することができるというわけです。

7年のタイムを飛躍(トラベル)するとして、光で7年かかるタイム、つまり、横のワープなら7光年先、縦のタイムトラベルなら7年先の時代、ということです。

物理学を習うと、当時分からなかった物質の加速度なども、意外とシンプルな法則であることが分かり、第3層の物理学も、感覚的に しっくりくる法則によって、コアの部分はシンプルであるに違いありません。

詳細はどうであれ。


ハイパースペース内での基準とは、光基準 X(y) [X年] 等のタイム移動 であることを 意味するのみで、技術の進歩によって、より短い時間(エネルギー・コスト)で この X(y) を 行き来することができる、ということです。


考え方として、これまでに見た、ハイパースペース内で X(s) を溜める〝タイムシフト (=パラレルワールドに関係する時空間的な移動・用語はタイムトラベルでもタイムスリップでも どれでもいい)〟シフトアップをすれば、このハイパースペースの動系より、さらなる静止系時空間が導かれると仮定ができて、実際に存在するかはさておき、その静止系スペース(亜空間・異空間)は〝静止系(地球・惑星 等 視点)にて瞬く間にX(s)のタイム(エネルギー)を持つ(余裕ができる)〟と見ることも可能です。

シフトアップにて、ウラシマ効果を、その対・亜空間とみなす シフトダウンにて、逆ウラシマ効果を、観測・体感できるスペースが存在するのかもしれません。

(ブラックホールは、逆ウラシマ効果の代表ですが、現実世界に既に存在しています。 今回の視点との共通点は、ある地点にエネルギーをある種の連続で かけ続けることで 生じているということです。 ホワイトホールがあるなら、なくてもですが、その中継に、動系であるハイパースペースがあるのでしょう。 ブラックホールは静止系基準の観測、光はブラックホールからハイパースペースを通って縦や横のタイムシフトをしている、ブラックホールを慣性系を作って移動させればワープと同原理か それに近くなる、などと視点化[イメージ]でき、手の届かなさそうな現象ではないことが分かります。―― なお、ウラシマ効果は〝対象にタイム余裕ができる状態〟・逆ウラシマ効果は〝対象の慣性外にタイム余裕のある状態〟を 対象の世界系[基本的に静止系(間)]を基準に指しています。)


ここまで網羅できると、第3層の時空間観とは、シンプルな〝タイム〟に、膨大に複雑なネットワークロジックを根拠にして 共通の視点(超‐単位)を見ているということが分かります。

ポイントは、水平に似ている現象を混同せず、差異化してさらに先へと洗練できるか、ということです。

X(s) などの 光や時間を、基準にする点が、どこまで安易と成り得るか自体が、主張‐定立 (視点) です。


タイムの第3層の基準としては、ハイパースペース内で方向を持っている という視点を含有しています。

簡単な法則により、超空間内の動系(ハイパー・タイム/スペース)で 3D[以上]の数直線上に マッピングとして、動くことができる方向的な基準があるわけで、タイム数量的にも、逆方向がマイナスとなる・さらに逆方向が同方向(逆方向の逆方向)となる、というわけです。 つまり、X(y) のタイムを溜めることができれば、−X(y) [縦に X年前の過去の時代・横に X光年後 逆方向 先へのワープ効果] が観測・体験されるということです。 (正の進行方向と同様に!)

[2(y)のタイムをポテンシャルにすれば 3Dマップ上を ±2年平行移動か 絶対値2光年のワープか そのグラデーションが 含有されるということです。 還元不可で 運命を越える形で 内面にも生起・対応します。]


科学分野ならば、先端でハイパースペースに関する多彩な議論も可能でしょう。

ただし、一般的な現代科学は、第3層の内面と 広義の科学によるパラレルワールドの正しい見解を 十分に補う興味が追いつかない場合、物質精神論程度になるので、私は、AQALと組み合わせて提示します。

よって、科学分野が大得意とする狭義の物質分野と 大々的なつながりを持ってはいず、先の時代にて、必ず何らかの統合的見解が成されるだろう、という提示です。

ただ一つ言えることは、相対性理論以降、普通の見解では、科学的な発見で さらに 世の中の伝統的一般常識 (宇宙はひとつで 空間は絶対的に はっきりしているという主張) を 説明できなくて 頭を抱える人が多い中、第3層のタイムビューは、その多く(近未来科学的理論と発見)を有益な形で包括することができると見ます。


長くなりましたね。

というわけで、時間の進み具合も、タイムトラベルと関係する という風な視点が導かれたように思います。

いかがだったでしょうか?
posted by インテグラルとど at 16:48| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする