クリシュナムルティは、世界の断片化を癒し、人々が理解することを望んで、講演(トーク)をしてきました。
悟り、ではなく、〝進化する悟り〟のさらなる謎を紐解くことで〝世界のこれまでの混乱をちゃらにするような すてきな方法〟を模索した、広義の科学者だったのです。
そこで彼が見た、分かちがたいが確かだった、伝統的な悟りとは違う何かは
〝未来の世界に聞いてみれば明らかになる〟
かもしれないもの、で、本人も気付いていなかったのかもしれません。
彼は、心理的時間(5)について、思考がそれを作る
終わらせるべきだと解き
今、私達がよく知っている〝インテグラルな自己実現(7)〟は
〝今を生きる〟ことで成され
それは彼が〝思考の終焉・静謐・瞑想〟と(トーク上)言ったものと 同じです。
単なる記憶としての過去、そして記憶を基にして想像した未来
これまでは、これらが本当の過去と未来だと思われてきました。
しかし、そんなものは構造的(5)に不合理な幻想である、ことを発見したのです。
正確には第2層(7)に開花する能力ですが、伝統(4)から自由になる意味で、啓蒙時代に大規模に花開くべき脳の機能であった、と言っていると思われます。
(もっと細かくしていけます?ので、ここでは要点をおさえてください。)
されど、彼の中では、進化する悟りに対する、名付けられない洞察が進行していました。
本当の過去や未来は、ないのでしょうか?
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2018年01月13日
瞑想と自己実現と今 ~クリシュナムルティと多世界⑨~
posted by インテグラルとど at 20:48| 実用的生活実践
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