悟り(空)としてのエネルギーは、基底と関係します。
この基底(スピリット・真我)は、決して失われることはない〝不可分〟の非時間的なものですが
まず
彼は何故、この基底にエネルギーを見たのでしょうか?
ラマナは、真我とは文字通り非時間的で全てなので〝なにもない〟と言いました。
ちょっと違う表現かもしれません。
正確には、どれでもある、くべつがない、という意味で、〝表現できない〟わけです。
ただ、クリシュナムルティは、これにエネルギーを感じていました。
理由は、〝物質(外形)を伴う内側の洞察〟だからです。
厳密には、外形を伴う寸前のエネルギーの実感かもしれません。
かなり オメガ(より深い深度)からの構造の実感-下降の瞬間を捉えている、という感じを受けます。
地球上のインスピレーションを研究していくと、やがてこういったことの意味が色々見えてくるでしょう、とも言えます。
彼は〝構造-段階 (第3層・ゾーン2)〟を基点に、(もちろん外面の身体からも――)、悟り・真我のエネルギー(ゾーン1)を感じていたので
〝宇宙の意味〟を〝進化する悟り〟の見地から知りたい、と強く感じていたことになります。
ラマナの真我探究 (悟れば終了!?) とは そこが違っていたのです。
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2018年01月10日
空からのエネルギーの正体と 進化する悟り ~クリシュナムルティと多世界⑧~
posted by インテグラルとど at 00:41| 実用的生活実践
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