2018年01月05日

3つの主張 (状態・深度・翻訳) ~クリシュナムルティと多世界⑦~

一般(インテグラル)に、悟り(ゾーン1)が自然に十分に達成されるなら

様々な多重知性(ゾーン2)がポストモダン・インテグラル(第2層)・ポストインテグラル(第3層)にまで達成されるような相関関係があると言われています。

即ち

クリシュナムルティは、〝悟り-真我 (なまえをつけられないもの)〟から入り

ほぼ同じ洞察と実感で〝第3層の多重知性〟へと入り

その性質を、皆に伝え続けていたのだと、ゾーン2の科学(構造主義)より 分かってくるのです。


さらに、現代社会までのゆがみを指摘します。

ここで、彼は、脳構造(5)と その内的な営み(5)から、思考(5)にとらわれない脳の機能(5)こそが、健全で自然で合理的だと言ったのです。

それは、極端に不均衡な構造的発達をしないということです。


この主張は、リベラルに理解・実践可能

彼の主張を要約しますと

脳構造が、憎しみや快楽等で反復強化されると 破壊され

合理的に適切に働かなくなる、回復し難くなる

というところです。


現代の種々地球問題etc.を解決するには内的なエネルギーが必要

不合理な思考の反復が適切に終われば

ラマナ的な真我とはまた別に、生き生きと生きるという〝瞑想-日常〟生活が送れる、ということです。


ただし、彼の内面(第3層)を解釈・共感できる人がいて初めて、より適切にこの領域の翻訳ができる、という側面があります。


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posted by インテグラルとど at 21:40| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする