一般(インテグラル)に、悟り(ゾーン1)が自然に十分に達成されるなら
様々な多重知性(ゾーン2)がポストモダン・インテグラル(第2層)・ポストインテグラル(第3層)にまで達成されるような相関関係があると言われています。
即ち
クリシュナムルティは、〝悟り-真我 (なまえをつけられないもの)〟から入り
ほぼ同じ洞察と実感で〝第3層の多重知性〟へと入り
その性質を、皆に伝え続けていたのだと、ゾーン2の科学(構造主義)より 分かってくるのです。
さらに、現代社会までのゆがみを指摘します。
ここで、彼は、脳構造(5)と その内的な営み(5)から、思考(5)にとらわれない脳の機能(5)こそが、健全で自然で合理的だと言ったのです。
それは、極端に不均衡な構造的発達をしないということです。
この主張は、リベラルに理解・実践可能で
彼の主張を要約しますと
脳構造が、憎しみや快楽等で反復強化されると 破壊され
合理的に適切に働かなくなる、回復し難くなる
というところです。
現代の種々地球問題etc.を解決するには内的なエネルギーが必要で
不合理な思考の反復が適切に終われば
ラマナ的な真我とはまた別に、生き生きと生きるという〝瞑想-日常〟生活が送れる、ということです。
ただし、彼の内面(第3層)を解釈・共感できる人がいて初めて、より適切にこの領域の翻訳ができる、という側面があります。
[次の記事]〝空からのエネルギーの正体と 進化する悟り〟
[まとめて読む]〝リンク後 まとめ表示 下部よりどうぞ♪〟
[トップ記事へ]〝プロローグリンク〟
2018年01月05日
3つの主張 (状態・深度・翻訳) ~クリシュナムルティと多世界⑦~
posted by インテグラルとど at 21:40| 実用的生活実践
|