思考が終焉すれば、心理的時間が終われば、何が起きますか?
私達は、飢餓から心理的憎しみへ、洗脳から恐怖の戦争へ
要は、〝思考の強化〟から、有りもしないような不合理なところを堂々巡りしていたわけです。
これを一発で終わらせるのが、ラマナ経由のクリシュナムルティ流ですが
彼は〝脳構造が進化する〟と言います。
過去の偉人、例えばブッダをタイムマシンで、現在にお越し頂けば
脳生理学的な議論を、悟りの見地から行ったであろうということです。
近年の、ポストモダン時代の種々研究成果のいいところは
単なる悟り(状態-段階)だけでなく
物質的な外形とその内面(構造-段階)が知られているということです。
クリシュナムルティは、それを手掛かりに、ラマナと似たところから始めて、インドや世界の伝統から自由な探究を〝構造-段階〟をベースにして、深く深く 行ったのです。
ただし、この事実(インテグラル・スピリチュアリティでまとめられたもの)ないし普遍的法則は、彼の生きる時代より後のことですので、私達は、彼をタイムマシンで連れてくるか、色々な先端的な意味で彼になるか、それとほぼ同じ意味で〝適切に彼が現代こうしたであろうと解釈する〟ことで、分かって来るでしょう。
脳構造(特にモラルや霊性に関する機能)が進化すれば、彼の言いたいことが、もっと大人数に世界中に伝わるだろう、という〝今‐時間 的な〟願いです。
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2017年12月28日
脳構造が進化する ~クリシュナムルティと多世界⑤~
posted by インテグラルとど at 19:02| 実用的生活実践
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