2017年12月16日

偉大なお友達♡ ~クリシュナムルティと多世界②~

彼の晩年の本を読むと、彼はとても寂しかったのではないかな?と思います。


彼の願いの一つは、〝等身大で見てほしい=権威にしないで崇めないでほしい〟ということです。

これは、現代でも猛威を振るっている〝非視点的な狂気 (この意見を除いて 誰もが取るに足らないことを言っている)〟に適用してほしいという意味は、全くありません。

つまり、彼は重要なことを言っているのです。

そしてそれは、〝観念ではなく事実〟を議論していく、パラダイムを経る形の〝普遍的法則(コスモスの深層構造)〟についてのお話なのです。


現代でよく知られた〝シャドー〟は、――悟っている覚者でも〝自我(パーソナリティ)を保存している〟ことが知られ、クリシュナムルティもそうですので、―― 彼の中にもシャドーの力学は存在しています。

もし私たちが、彼を権威にしてしまうと、彼の中のシャドーは見過ごされてしまうでしょう。


彼は絶望を哲学にしているのでしょうか?



境界症例気味の賢い方は、そう勘違いするかもしれませんが、皆の合意が得られる彼の方向性とは

〝この世の中に確かな目的を見いだすこと〟です。

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既知を破壊する

一見、破壊神的な印象があるかもしれないですが、どちらかと言わなくても、正義の味方(善が悪の反対物でない的なそれ)です(笑)


彼も、等身大の人間ですので、悩みは色々あったでしょう。

ただし、彼はかなり深い人だった点を、矮小化してはなりません。


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posted by インテグラルとど at 17:39| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする