2017年10月01日

成長実践に有意義な時代 ~フロム「聴くということ」と 私 ⑲~

本書〝クリスチアーネ〟が登場する 9章は長く、読み応えがありますので、機会があればお薦めします。


フロムは、その(P263)にて、個人の変容での〝革命的〟な要素について述べています。

これは、クリシュナムルティが〝不満の炎〟として言及する〝純粋な〟行為としてとらえても、ほぼ同じところに行きつくでしょう。


現在は、ILPがありますが、まだ当時は そのような大衆的な指標も存在してはいませんでしたので

フロムにとっては セラピストとしてどうやれば 一般的な人々に強烈な変容をもたらせるのだろう

とても頭を悩ませた=解けない難問にぶち当たった

と理解しても良いのです。


旧式の哲学で言う〝実存(主義・哲学)〟と 現在の〝インテグラル〟の違いですね。 (ざっくり)


(それだけ〝変容〟が理解されている現在は、フロムの遺産をフル活用し放題!)


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posted by インテグラルとど at 07:31| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする