2015年05月02日

② 並行世界は〝分化/統合〟しない! ~パラレルワールドとタイプ~

まず、原子システム(5)が開示された時点で

我々(Q/3)の個的身体(脳が含む個的‐細胞的ホラーキー)は、原子達を意味のあるように含んで組織化されています。

しかし、個の外側(Q/4)を見てみると、このような形でホラーキーが組織化されていることはありません。

私が自分の手を動かそうとすると、原子全部がそれに従って動きます。

社会も原子で構成されていますが、個的ホロンのような動き方はしません。

これは、パラレルワールドを含んだ自己システム(9)の考え方と同じです。

特記すべき点は、〝原子同様 より微視的には くっきり確かに見えるものも 移り変わっている〟ということです。

私たちの身体を構成する原子は、移動しないように見えて、循環しています。

それでも形(Q/3)を保っている構造こそ、私たちの〝差異化/統合〟のなせる業であり

私たちの内面(Q/1)が 原子の内面(Q/1)を含んでいる、という時

それに対応した個的ホロンの外面(Q/3)の原子から分子、有機体、大脳辺縁系から新皮質という、明らかなホラーキーを根拠にしているのです。

同様に、ホラーキーと少し違いますが

パラレルワールドの多次元的運命意識(Q/1)もまた

原子同様 (Q/2・Q/4)の部分に見え、実は個的なホラーキーである自己システム(Q/1・Q/3)として独立している〝差異化/統合するホラーキーにずっと含まれていた物〟としてとらえることが可能です。

この部分のようで部分でない(Q/2・Q/4ではなくQ/1・Q/3)を見落とさないことが、パラレルワールドや運命の4つの象限を理解する鍵です。


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posted by インテグラルとど at 21:55| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする