2021年11月06日
次世代の通貨システムについて 最近思ったこと・・・
世界仰天ニュースでも触れられた、仮想通貨。
いつかのマルクが信頼されなくなった時のような混乱を、途上国中心に 世界が経済システムに組み込むことで、クリアできる、と思うのですが。
仮想通貨・・・通貨であることがわかる。仮想=バーチャル を思わせる。
暗号資産・・・最近この命名を呼ぶ者が多い。〝暗=くらい〟の文字が含まれる。詐欺にも使われそう。 方向性的な意味論としては、資産≠通貨 であり、個人的には ずっとこの名称にするのは、用途・目的を逸脱している気がする。通貨であることがわからない。
どっちもどっちですが、仰天ニュースでは、〝いまだ正式な名前がない〟と言っていたような気がします。
まぁ、表裏一体なのは、確かですが…。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バーチャル資産 (セキュリティー通貨) ~その記号論的な意味~ (2022 03 追記)
こういった通貨システムは、バーチャル資産 (セキュリティー通貨) と呼ぶべきものです。
正式名称にする必要はありません。
日本語の唯一の欠点は、音読み表記で、選べる言葉が少ないことです。
通貨であることを、一般には示すべきです。
よって、意味が分かるように、セキュリティー通貨 とするのが、ベストです。
デジタル通貨に、https を施したようなもの、です。
一方、通貨の型を越えて、プログラム資産と言うべき、通貨の役割を持たない、セキュリティー資産 が、出てきています。
これは、どうしても、資産、と呼びたいですが、プログラム資産、セキュリティー資産、では、該当範囲が広く、セキュリティー通貨の〝いとこ〟であることが、わかりません。
よって、デジタル化した芸術著作でもなく、バーチャルリアリティーとしての技術でもなく、ソフトウェアとしてのプログラム商品でもなく、一般的に、資産として呼べる、合意できる言葉 を選ぶと、便利なことに、次世代の日本語には、横文字表記があるので、かなり定着した 言葉、バーチャル、を、ピカチュウにも 後押ししていただいて、バーチャル資産、と呼ぼうではありませんか。
この追記を書こうと思ったのは、〝暗号資産〟とは、名詞ではないだろう、と感じているからです。
ハッキングされうる取引所などが、自ら〝暗号資産〟という〝名詞〟をバラ撒いていますが、暗号資産とは、専門の取引ページに表記されるべき、専門用語としての指示であり、〝暗号資産=受送信するにあたって当サイトは暗号化の特性としての管理を徹底しており ハッキングされないように 現在 努めていると約束します〟という明示です。
犯罪には加担しませんよ、ということでもあります。
取引時において、サイト側が〝暗号資産 … 現在的な受送信〟という、〝状態〟いわば、〝現在進行形の動詞〟または〝副詞〟的な、流れとして、使用するものでしょう。
これを名詞として一般化するのは、愚かなことです。
よって、暗号資産、という名詞で、セキュリティー通貨 (バーチャル資産) を呼ぼうとする 取引所等は、ハッキングされないように バーチャル資産を管理する 気がない、と、海外では、取られるのではないでしょうか?
取引所等のハッキングの原因は、セキュリティー通貨の〝デジタル・セキュリティー〟が 完璧であったのに、その性質を生かせずに、ずさんな管理をしていたから らしいです。
よって、セキュリティー通貨を、暗号資産と呼びさえすれば、自動的に、その暗号が、ハッキングから守ってくれる・・・わけではありません。
暗号資産を名詞にする風潮を広めた 取引所などは、他のサイトでも、ずさんな管理を、陰で推奨、助長しているように取れます。
これは、個人的な違和感ですが、暗号資産は、今流行りのコインの名称のニュアンスとも、一致せず、一般的に、意味不明なので、先走りすぎでしょう。
そこに、何らかの意図、戦略があるのでしょうが、わたしは、あまり、関わりたくありません。
posted by インテグラルとど at 07:52| 実用的生活実践
|