2018年09月04日

巨大台風は私たち自身の環境です ~特にミレニアム世代へ未来のエコ~

今回の台風は、ちょっとシャレにならないと思いました。

そもそも、こういった災害は、ホラーキー的な考え方で言えば、100%〝私たち〟が引き起こしたと断言できるほどのものです。

その自覚が現代人に無いのは、〝お金を得るのに必死〟ないし〝資金を増やす投資だけが正義(正解)〟という時代遅れの考え方が未だに浸透し、偉大な哲人であるクリシュナムルティが〝正しい教育〟を主張した通り、 今世紀に欠けているものです。

自動運転が実現しても、まだ排気ガスを出すでしょう。

オゾンホールは、日本と関係ないと思っていませんか?


結論は、〝太陽からエネルギーを得て、地球は生きている〟ということです。

人の近年の営みは、金を動かすというか、〝太陽からのメカニズムを狂わせて地球を破壊する〟ということを平気で無限に行っている、と思います。

数十年前の今回並みの台風も、当時の核実験等によって 環境のバランスがおかしくなって、起きたのだろうと (詳細はどうであれ傾向としては) 容易に言えます。 (子どもでも。)


私たちが料理をおいしいと感じる味覚、日中の明るさに対するテンション、ありとあらゆる環境は、地球の設定であって、私たちが内部に含んできた〝進化-適応〟です。

そういった、ホラーキー的な外面を、私たちの内面で食い止められずに 思想が腐敗して 破砕させていく、というのは、どうにも間抜けです。


途上国にて 日本などの家電製品が処理されずに流れて 中の水銀を蒸発させて金を得る という行為も、一部の(先進国重心の)人が(環境をホラーキー的に考えず)富を独占するのも、おかしすぎる現状です。

今回、波は3m上昇しましたが、これは、太陽のエネルギーの上限が地球を破壊できると考えると、私たちの許容範囲内で議論する上で〝無限に海面が上昇しうる〟と言えます

地球が海に浸かりますね。


また、異常気象というなら、ある環境の変化は連動していくので、今回以上の台風に大地震が加わるという風な、悪夢の災害も想定すべきとなります。

つまり、〝さっさと戦争をやめて、正しい営みを実現する〟ことが最も賢いです。


(追記:この文章全般は 台風が神戸を通過した直後に書かれたものですが、北海道にこの台風が通過した後に大地震が起こりました。本当にシャレになっていませんが、異常気象性が地震大国で高まると 災害が未曽有に重複するという視点は 決して忘れてはなりません。)


自転車で回っていると、前回までの台風で、すでに自転車道などをはじめ、行く手を遮る数々の災害痕がありました。

今回の後も台風は来ると思いますが、どうなっているか想像もつかないです。

私たちの内部に含んでいる〝惑星環境〟を破壊すると 道路を補修する資金と労力など―――要は〝戦争をするとコストがかかる〟ということです。 イカレた競争社会はもちろんのこと、交通戦争もです。


メリケンパークも浸かりましたが、花火を見ていたのは昨日のことのようで、正直 言葉になりません

日本は、デリケートな土地なので、それだけ 地球環境の劣化を一番に受けます

火星移住の前に、海外移住ですね(笑)エナイ...


宇宙(そら)の冒険〟も(環境視点で)書きましたが、時代はいまだ変わらず、〝普通に働いているだけ〟の人が多いです。

正しいかもしれませんが、責任→賠償→大人びる とかいう方向にだけ行くのではない〝ホラーキーを考える知恵〟を地球という私たちに入れていけないと、今度は滅びる気がします。

堤防ではなくて、ケン・ウィルバーも言うように、それが緊急の課題です。


この科学主義の時代、目に見える証拠ですら存在しています

皮肉ですが、内面とかインテグラルではなく、外を見れば 地球がどうなっているか子供でも分かるでしょう

単に、〝健全な生き方〟を離れるように大人になっていってしまうという悪循環が現代社会にはあって、昔から間違っているというのなら大昔からであって、生活習慣は台風の規模にも言える意味で〝発覚する頃には手におえなくなっている〟自覚症状のない巨大な台風となります。

台風は、私たち内部にある環境(のバランスに関係する領域の何らかのシグナル)である、という 当たり前になるはずの事実が現代でもまだ認識されていないのです


自転車のメンテナンスと同じ領域(象限)でしょうが、オゾンホールが破壊されて これまでの地球(フレーム)バランスでいられなくなったら、事故(災害)のもとになります。

ふつうの技術者なら容易に分かることだと思うのですが…。


こういったことくらいは、これから先〝当たり前の基礎知識〟として合意していかないと、争いが大きくなっていく気がします。

何かの嗜好物に自分を鈍らせて〝また台風か!〟って言っているような人は、何もわかっていないということです。

そういう人は、仕事の深みを知りませんよね。

特に、次世代のミレニアム世代には、このことを合意してほしいです。

疲れた大人には無理でしょう。

皮肉ですが(-_-)... 。


地球の悲鳴が聞こえてきますが、どうか 変な世界(主張)に耳を傾けないように。

地球は私たち(環境)であり、悲鳴は私たちが挙げています。 (Q/4の不随意です。)


どうしろと言うわけではありませんが、こういったことを真っ先に考えなければいけない時代だと思いますので、私は書きました。

読める人はぜひ読んで、日常に世界に自己実現に愛する人に活かしてください
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2018年09月06日

深度以上に重要な〝ピュア〟 ~〝楽しみ〟と〝究極の関心〟①~

AQALは、発達の深さとその理解が重要であることを示しましたが、実は 現代において新しく認識されつつある次元があります。

レベル、象限、ライン、タイプ、状態

これに私はポテンシャルを付け加えたこともありましたが、バランスの良いラインのタイプや象限 正しく善い状態 、という説明もできます。

その次元とは、〝健全性〟です。

最近認識されつつある様々な器質特性のタイプよりも、〝健全性〟についての理解を深めることこそが重要なのではないかと、現代社会はますます証明しつつあるのです。

その理由を含め、次回より スピリチュアリティの発達ラインの非常に身近な捉え方を見ていきましょう。
ラベル:AQAL
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2018年09月09日

大人は健全? ~〝楽しみ〟と〝究極の関心〟②~

健全性を見るとは、より深い発達の健全な視点を理解するということです。

赤ちゃんはピュアでしょう。また 発達心理学や出生外傷の研究も含めましょう。つまり・・・

子どもはピュアでしょう。クリシュナムルティは現代の教育を成功していると言いましたっけ??

青年はピュアでしょう。どう説明すればそう言えるかですが。

大人はピュアでしょう。・・・?


所与の視点による〝純粋自我〟みたいな意味ではなく、ポストモダンの見方で〝ピュア〟ということです。

非常に多数の視点を見る能力が要求されそうです。

即ち、健全性とは、多くの人が見えないがゆえに見落としている何かです。
ラベル:AQAL
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2018年09月12日

マズローとAQAL ~〝楽しみ〟と〝究極の関心〟③~

私は、花火を見る 自転車に乗る 好きな音楽を聴く 恋人と一緒にいる、といったシチュエーションにて〝テンションが上がる〟というか〝楽しい〟と感じることができる経験を持ちやすいです。

これは、脳内で単なる物質が出ているからという 面白みのない主張ではなくて、健全性そしてさらに深さとも関係していると言いたいのです。

マズローのB価値の研究が示す通りです。

健全性は、花火の見方 自転車の乗り方 音楽の聴き方 恋人との接し方 と言う風な領域の〝深さ〟を探求しながら その成長と経験に必要な〝正しい理解・発見〟をしていくことを意味しているのです!


ケン・ウィルバーが変容に対して〝変換〟と言ったものに近いですが、〝間に合わせ〟といった意味が無いので この考え方では不十分かと思います。

上記の健全性は、AQALにて 最大数を組み込んでいけるような〝究極の関心〟の楽しみに向かっていく〝正しい何か〟で 実はかなり複雑ですが、赤ちゃんにも見ることができるものです。
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2018年09月15日

ロマン主義?とAQALの健全性 ~〝楽しみ〟と〝究極の関心〟④~

赤ちゃんと大人に共通な健全性と言えば、ロマン主義(レトロ・ロマン派)を想像する人がいるかもしれませんが、やはり違います。

ロマン主義は、後期のウィルバーにて〝啓蒙主義から派生した芸術鑑賞に関係の深い派閥(動き)〟という主張だったと思いますが、所与の視点による〝退行特急を走らせること〟に相違ないのです。

このロマン主義と双子と言いますか 先に差異化された〝作品自体を鑑賞する〟というのが、啓蒙主義時代の現代でもよく知られた〝ヒットメロディが好き!〟というものです。

私もこのタイプですが、思想的にロマン主義と関係しません。

ロマン主義は、健全性の議論からするとやや歪んだタイプであると思います。理由は〝所与の視点によって、健全性のAQALを見えなくするから〟です。
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2018年09月18日

リベラリズムに見る ピュアの源流~〝楽しみ〟と〝究極の関心〟⑤~

大人と共通にて 赤ちゃんにあるのは〝基底価値〟だと思う人も多いでしょう。

これは〝絶対=空〟にて正しいですが、相対の世界=形 のお話ならば、ここで健全性に注目できるということです。

マズローが至高体験を経験して〝深さ=B価値〟に導かれ、ケン・ウィルバーが〝認知過多の犯罪者や 浅くゆがんだ人種中心主義者〟をAQALによって主張したように、〝健全性〟の意味は〝歪んでいない〟ということで その手掛かりになる心理学ないし理論体系は〝深さ〟を研究の前提として必ず主張している(せざるを得ない)ということです!!


そして、政治におけるリベラルは〝人は善なるものとして生まれるが 社会等の抑圧によって歪められる〟といった主張がデフォでしたよね。

このリベラリズムが、初めて〝健全性〟を普遍的に主張した源流で、〝深さ〟を考慮しないと犯罪者などを擁護しかねないものに退行するのは今やよく知られています。(行きすぎた[退行的な]ロマン主義や ポストモダンの悪用である非視点的な狂気。)


健全性の理解は、リベラリズムから始まったと見ると 明快ですよね。

(もちろん、過去の宗教が善性について主張したものは さらにその源流にあたるでしょう。)
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2018年09月21日

インテグラル+健全性の理解 ~〝楽しみ〟と〝究極の関心〟⑥~

AQALは インテグラルな実践によって〝健全な成長ができる〟と主張することになります。

正しいのですが、現代社会において、〝闇〟と言われる真実が多数あり、根強く残っています。


進化の構造において〝啓蒙時代に真善美が分離した〟さらに後期のウィルバーにおいて〝啓蒙主義はスピリチュアリティを投げ捨てた〟と言っています。

しかし、カルト教の事件はいまだ根強く残り、別に触れなければならないほどです。


つまり、〝深さ〟を前提にしたインテグラルな実践をしながら、〝世界の闇を取り除いて正しく統合する〟ことが、特に次世代に求められているのです!

深さやAQALに欠けた修行では、空洞の〝スピリチュアリティ〟に 独裁的な闇などがいつも入るという、笑えない事実があります。

ここに、インテグラルな実践が〝健全性〟の理解と結びつく根拠を、切実に感じられますよね。
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2018年09月24日

ポテンシャルや歴史展開と ~〝楽しみ〟と〝究極の関心〟⑦~

ここまで来ますと、インテグラルとは〝より健全性を高める運動〟という視点が見えますが、〝赤ちゃんのピュア〟よりも〝歪んだ現代社会でも必死に健全性を保とうとするインテグラルに実践を重ねる大人〟の方が〝ピュアさが濃密だ〟と言えるのです。 (主にそれだけの時間と労力を正しいことに向けてきたという。)

そして、赤ちゃんの方が〝今の先端の大人よりもさらに深くピュアになれる可能性(潜在性)がある〟と言えます。

ポテンシャルを今ある価値と見なせますので、その意味では次世代が宝石です。


ポストモダンが所与の視点を見つけたように、インテグラルは〝惑星視点から見る 種々歪み〟を見つけました。

ここから〝健全性〟の視点が導かれます。

あなたが〝良い〟〝楽しい〟と思っても、社会や文化がそう回っていても、〝歪みが無いとは限りません〟!


歴史展開まで考慮すると、パラレルワールドとして見れます。 私たちの歴史展開が一番正しい(自-世界線 中心主義) ということにはなりません
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2018年09月27日

地球のみんなが仲良くできる日 ~〝楽しみ〟と〝究極の関心〟⑧~

リベラルは〝赤ちゃんの善性〟を発見し、現代社会は〝霊性の抜けた寂しい若者〟を生み (闇のカルト教問題へ)、インテグラル理論は〝健全性の根拠〟を提示し、時代は〝戦争をどうすれば無くせるか?〟を全力で模索中です。


人と人とが出会い、仲良くできるためには〝疑わなくてよい〟ことが必要不可欠です。

途上国もですが、親が子どもに〝人を疑うこと〟を教えざるを得ないならば〝子どもが歪む〟のは容易に理解できますね。

詐欺師や犯罪者ないし 信頼できない何かがうごめいている世の中であればあるほど、信じられないという懐疑心から、本来信頼できる人ですら遠ざけてしまい、争いが加速するという 悲しい現実が考えられます。


次世代は、インターネットなどにより さらに多様な社会文化 (しかも非視点的な狂気に後押しされたもの) に巻き込まれていきましたから、なおさら 何を信じればいいか分からなくなりました。

ここもかなり重要なところです。
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2018年09月30日

社会のルールと欲望主義 ~〝楽しみ〟と〝究極の関心〟⑨~

このように見ていく中で、次第に私の言いたいことが分かっていただけたのではないでしょうか?


歪みがあれば、インテグラルな実践をもってしても、そう簡単にはいきません。

インテグラルな実践は、あくまで 健全な世界においてのインテグラルな自己実現が 理論上の接着点ですから、健全な世界より程遠いほど インテグラルにピュアにアクセスすることは制限されていきます。


例えば、これを書いて乗せている私の文章を、歪んだ人が悪用して、また、私はお金にならないとすると、〝インテグラルは食うべからず!〟となってしまいましょう。

危機です(・∀・)


余談ですが、ベーシックインカムの実現は、インテグラルの健全性に必須だと思います。

欲望中心主義にてお金が動いているうちは、スピード違反も正義となり インテグラルな深みは見向きもされないのではないか?と思います。

皆、金持ちでも、濃密な時間に対しては〝貧困〟です!


もっと肯定的な言葉でアファメーションしたいのですが、すこし〝シャドーモジュール〟も入っている感じで 最後までお付き合い よろしくお願いします。
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