2017年04月01日

☆SP論文☆ テーマ曲と記号論 ~セルフプロデュースと商業音楽 Intro(兼)~

思想も音楽も〝実際の指示対象(レフェラン)〟ではなく〝記号(シニフィアン)〟です。

(これを見落としている人がホントに多いのです。全ては視点であり解釈である[ポストモダン]以上、所与の〝レフェラン〟としてはもはや成り立たないからですね。)

要は、〝インテグラルな思想や音楽等を取り入れれば統合的になるだろう (レフェランに対するシニフィアンとしての独自の解釈)〟→〝外側[広い部分]にて、高確率で矮小化している〟 (はずという)わけですね(笑)


映像作品に 関係が薄いアーティスト曲を引っ付ける(起用する)場合、〝歌い手=作曲者=映像作品の作者〟となるのが理想であり、一つでも成り立たないことで〝記号論的に解釈が(通常)割れる〟のです。

(コアな陣営は昔からこれを知っているんだろうなぁと思います。あえて公開していないんじゃないのかな?と(笑) -私は最近気づきましたが あえて挙げる[私側の]理由と視点は[後シリーズで]明らかになるでしょう。)


特に、深い映像作品(ムービー)元が 別に 原作(漫画など)である場合は、原作作品と音楽楽曲双方を湾曲してしまう可能性があります。

映像番組枠のCMで歌手アーティストをプロモーションする例では、楽曲[曲の骨組み=本来の意図]が歌い手と映像作品双方に対して〝ほぼ本人〟と言えるほどに密接な関係がある、というわけではない場合は、(基本絶対に)〝テーマ曲として起用あるいは装ってはならない〟という点をおさえておくべきです。(知らずにやると後でややこしいことになると想像できる。)

――メロディが文化である以上 そして記号論領域と切り離せない以上、〝作曲者≠その(先端的)メロディ型の源流を生み出した人ないし流れ〟となることが大概で (深いオリジナルな~と言えるものは見る人が見れば限られてきます。多くの人が実は言っています。) 該当メロディ系(慣性系)の意図(レフェラン)と映像作品(レフェラン)があまりに食い違っているのに 奇妙にも上手に〝ひっつけ〟られているので 問題を指摘しにくい (発覚されにくい) という問題があるのですね(笑)


もちろん、テーマ曲(映像作品中にアレンジして流す用途を含む)を生み出す場合、とてつもない配慮がいる わけで、―――〝①…テーマ曲でなくても歌い手らしい楽曲であること (歌い手と深いかかわりのある人か本人にて〝しっかりとした意図を伴わせた〟 該当アーティストのメロディ系だと分かるような曲であること〟[その意味での新人はNGというか 裏に強力なコネクションが控えているのだろうと想像できてしまう])〟―――〝②…テーマ曲ならば 該当映像作品側がその曲にふさわしく描いていく覚悟ができること (ゆえに 原作がある場合は通常NG 改変御法度・長期放映連載中作品の場合のみ例外的にOKなケース有)〟――― という風なことが分かるでしょう。

上記より、私が好きなテーマ曲も、大体想像できる人にはできるはず。 (当然ですが理論は理論。別の稀有な例として 長いこと活躍している有名アーティストがテーマ曲の場合だってあるのです。 -この場合、長期シリーズ後期に起用されて吸収されていくことが多いはず。稀有な理由は これでうまくいくにはあらゆる陣営に深い意図がないといけないから。――― なぜかドラマでは慣用ですが、テレビ局が作っていて歌番組もあるということで 深さとは別に気軽にできるのでしょうね [その場合でも条件②中心に 条件①をも徹底すべき]―――また ポピュラー音楽ではないタイプの[納得できる意味で 成功した]テーマ曲もある等、 何度も言いますが 表面の理論だけにとらわれるのはやめましょうω)。


以上(そしてシリーズ以下)は〝特定の陣営やパーソンに何かしてほしい意図は基本的に無い〟ですが、最近 (メロディ作りに関しての論を展開している身としても) やたらと気持ち悪くなりました(違和感が湧いてきてどうにかしなければならないと感じました)ので、なんとかして(大人の事情で伝えられないのも寂しいと) 掲載にこぎつけるに至ったというわけであります(>0<)♪


次回より、シリーズに続きますが、本ページ掲載の方が後に書かれた論文ですので、独立して読むことが可能です☆彡


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2017年04月02日

音に心を込める ~セルフプロデュースと商業音楽①~

音楽に境界は無いでしょう。

にもかかわらず、近年では音楽に活気がありません。

その理由は、間違った〝プロモーション〟にあります。

一昔前の〝ヒット曲にかじりつきたい症候群〟

良い音楽を作るべきですが、前提条件は正しいですか?


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2017年04月03日

ヒット曲って何? ~セルフプロデュースと商業音楽②~

このコーナーは特に誰かに何かをしてほしいというものではありません。

ただ、日の目にあたりにくい広義のインディーズミュージシャンに対して、本人が特に思い入れのある曲を大切にしていけるヴィジョンをシュールな角度から提示してみる目的が第一にある、とだけ付記します。


90年代のレコーディング至上主義(80年代はぶっつけバンド的主義)は、音楽を愛しているアーティストのおかげで、良い曲が多く、21世紀のカラオケブームが成り立ったのです。

単なるヒット曲が売れた、のではなく。


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2017年04月04日

作曲の心得・前提条件 ~セルフプロデュースと商業音楽③~

当然ですが、90年代の彼らは、作曲を切り離していません。

顔の見える陣営の中で、基本的には作詞作曲編曲ボーカルをソロからバンドでこなす、いかがわしくないスタイルが、ヒット曲を引き立てていたのです。

現在のメロディ不足は、〝ヒット曲を出したい〟というナルシシズム(業・強)にて交わることで、〝未だ知られていないところから盗めばいい〟とすら なってゆくようです。

メイン・アーティストは、単なるヒット曲からは離れているというのに。


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2017年04月05日

自分という名のもう一つの存在 ~セルフプロデュースと商業音楽④~

つまり、〝間違った前提(手段)〟とは、〝切り離されたメロディ〟にあるのです。


普通、一人の作曲家は、〝ひとつのパーソナリティ〟を強調します。

私はそれの別名を〝メロディライン〟と言いました。


本人にとって特別な〝人生の中でずっとリフレインしていく〟ペースメーカーです。

もしこれが盗作されると、本人の心臓部がぶっ潰れるわけですね。


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2017年04月06日

盗めは〝盗まない〟 ~セルフプロデュースと商業音楽⑤~

気に入らないインディーズがいれば・・・などと想像すると(´゚д゚`)となりますが

要は、〝盗まれない方法はあるのか?〟であり

NOならば、〝堂々と盗んでも良い〟ということになります。


よく〝盗め〟とか言われますが、あれは〝盗まない〟という意味です。

これだけは自分というパーソナリティの洗練=手段=目的 にいくということ。


(はっきりしないという人にもう一歩書けるなら〝表層構造のことを言っている?深層構造って何?〟って感じなのかな。―――メロディラインですら切り離せば表層構造です。当たり前(笑))


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2017年04月07日

あなたの曲が盗まれない超簡単な方法 ~セルフプロデュースと商業音楽⑥~

盗まれない方法は、〝自分のパーソナリティ=メロディライン〟を持つことです。

これで、実質は盗まれません。


ただし、所定の条件で似た曲がCMなどでバンバン流れたりして苦しむ時期があるでしょう。

自分の心臓部、自分のハートが、パクリだと言われてどこかしこに捨てられる日が怖い、など

この恐怖はちゃんとした理由があり、抑圧するのは危険なのです。


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2017年04月08日

良い勘 よろしくない勘 ~セルフプロデュースと商業音楽⑦~

そういったパーソナリティ=メロディを持っていない人は、他から持ってくることになると想像できます。

あくまで想像だとしても、そういった類の人がいるという風に何となく聞いたことがあるはずです。

初心者ならともかく、業界の中で少し名を上げていたりすれば問題になります。

要は、インディーズ側(基本無名でマイナー)がその人や陣営から〝逆に自分のせいにされて〟しまうことを恐れるのですね。


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2017年04月09日

人生の名曲が内に現れるときから ~セルフプロデュースと商業音楽⑧~

こういった流れから、通称セルフプロデュース(業界用語っぽくなるがそうではない広義の方)にはいくつかのハードルがあります。


メロディの深層構造と自分のタイプを多元的に判断できないうちは〝パクられても表面上しか気にならない〟ので

逆に判断できるようになってからが〝苦しむ時期〟と言えます。

そのとき、〝自分の中でずっとリフレインするような特別な名曲〟を抱えているはずです。


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2017年04月10日

自分だから分かってる〝ONE MUSIC〟 ~セルフプロデュースと商業音楽⑨~

ヒット曲=盛り上がるサビ曲

この類の曲を〝自分のパーソナリティ=メロディ〟でつくった場合は、作為的に誰かの曲が投影されたりはしません。

さらに、一生のペースメーカーに成り得ますから、単なる一曲ではない

ただしもしパクりたい陣営や人物がいた場合は、その曲を〝単なる一曲〟としてしか見ていないかもしれない。

いやいや、きっとそうだろうω


苦しいですよね。


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posted by インテグラルとど at 23:17| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする