2016年08月01日

道徳と脱同一化的欠落感 ~シラケてやりたくなくなる~

前回、〝非視点的な狂気(後者)〟は〝発達不均衡(前者)〟と奇妙な相性にある気がすると言いました。 (もちろん 重なりや表裏一体性もあります[論じられます]が ここではひとまず分けます。)

変わっていようと何かに熱中する前者に対して〝感覚的欠乏感〟を覚えるため、過剰な反応を取りがちで、〝内部の衝動‐動機を適切に把握できない〟節があるようです。

自己システム(道徳)自体を脱同一化するため、その間に適切に意思が働かないことがあります。 (カッとなったりと、色々例があります。)

レベル1と2のシャドーワークから〝感覚をつかむ〟訓練をすれば、そういった〝無意識だがゾーン2では抑圧されていないゾーン4のシャドー〟を捉えて、統合できると思います。

破たんすると、すぐほっぽってしまうのは、こういった理由からではないでしょうか?


次回は、この歪みが生じる理由の具体例
ラベル:AQAL
posted by インテグラルとど at 22:34| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする

2016年08月02日

小言が減らない ~仕事の愚痴と健全度の識別~

前回までの議論の具体例です。


仕事の愚痴を親が子どもに言います。

子どもは〝社会が悪いものである〟として〝働く気が失せます〟

これは、無意識伝達ですが、文化的に埋め込まれたシャドーです。


解決策は〝そういった例が不健全なことであると見抜いて、正しい労働観を統合することです。〟


次回、結論です。
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2016年08月03日

人の話を聞けないのはなぜ? ~心暖かい自分に~

前回までの結論です。


愚痴を言う人は、愚痴を言う空気を職場に合理化し、愚痴を言う人同士で〝指令を伝達します〟。

それに巻き込まれたくない人は、〝避けます〟。

で、〝人の話を聞けない〟と言われ、〝社会は狂っている〟と思うわけです。


家庭の例は、〝職場の愚痴をやめて!〟と言うと〝怒りながら小言をやめない〟という感じ。

小言そのものではなく〝止められない機能不全感〟この〝絶望〟に負けて、冷たい自分をつくってしまうのです。


このように、〝非視点的な狂気〟は、〝自分が狂ったとみなす領域を吟味せずに(無意識に)捨てる〟ことで起こり

〝国家公務員の非人道的な書き込み〟等の例を説明することができます。


(ワンピース「魚人島編」も、参考。 -上記をやや別角度で見る意味でも-)
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2016年08月04日

風邪を引かせないのも仕事!? ~総合的な受付対応~

窓口で〝休日の営業時間を聞きたかった〟のですが、〝待たされました〟。 ←割り込んで怒られるとか


こういった例として (上記の質問をしている顧客に対して)〝先に聞いてあげる〟と良いです。

そうすれば、顧客が無駄にイライラしないので、待ち人数と総合的時間も含めて、〝風邪が蔓延しにくくなる〟でしょう。


風邪は、閉ざされた空間で人と出会えば出会うほど流行ります。


ベタな例かもしれませんが、こういったことができない窓口は、意外なほど多いと思うのです。

(できない形式‐場合もありますが、出来そうな例でもしていない、という話です。)
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2016年08月05日

統合的リンキングの裏事情 ~アニメは日本に合っている~ (1/2)

吉福さんが、トランスパーソナル心理学を日本に紹介するにあたって、〝日本は西欧のような明快な心理学は流行らない〟と(いうようなことを)言いました。 (「無意識の探険」)


日本は、〝相手の深いところに踏み込むことを躊躇する文化〟なので

では、どうやって西欧に後れを取らずに、心理学的に文明開化するか? と問うと


(つづく)
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2016年08月06日

統合的リンキングの裏事情 ~アニメは日本に合っている~ (2/2)

(その2)


〝アニメ(Q/4)の統合的リンキングは、作者(Q/1)を見なくても、日本文化(Q/2)として、個々人(Q/1)に伝わる〟という、絶妙性があるなぁ。

と、見てて思いました。


矮小化せずに、心理学的なパーソナリティタイプを発展する需要(ポテンシャル)

これは、ポイントですね。


(例えば、ワンピース「エピソード オブ ナミ」は、[見る時に] かなり 主体の倫理観が試されます。また、作者が主体的責任を取らなくていいのではなく、逆に〝作品で心理学的‐主体的責任を取らねばならない〟として、難易度が上がります。)
posted by インテグラルとど at 23:00| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする

2016年08月07日

忘れてないけど忘れている! ~生まれ変わりのカルマの例~ (1/2)

統合的生まれ変わり的に

ゾーン4に〝抑圧してシャドー化して忘れられた〟ものを含んで

〝パーソナリティタイプ〟の形態形成が成されるとして

その(個性化‐総合化)が多連続を成していく中で

〝シャドーが複雑になる〟ことは、明白です。


(つづく)
posted by インテグラルとど at 20:34| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

忘れてないけど忘れている! ~生まれ変わりのカルマの例~ (2/2)

(前回より)


〝誰もがあらゆるもの(Q/2)に常に生まれ変わっている〟ことで

皆〝シャドーワーク(Q/2)を真剣にやる〟倫理的姿勢‐理由が得られると思います。


(まだ抑圧されていない無意識(Q/1)の中に、未解決のカルマ(Q/2)があり、それは、かつての誰か(Q/1)が具体的に抑圧した、という風なことです。)
posted by インテグラルとど at 21:45| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする

2016年08月09日

空気はおかしいとは言わない ~パーソナリティタイプ~

SEとおかしい人の違い、じゃないですけど

酸素と窒素などでできている空気は、〝おかしい〟わけではないので

やはり、〝変〟といった認識(Q/2)について、合意できる部分はあるでしょう。 (主観性を押し込めたこの時代でも。)


明らかに、内面に基づいた、明快な認識というものはあり得ます。


分かっているようで、よく見落とされる〝頓智的なものでもある〟知恵分別ですので

どうぞ♪


(〝より人らしい(こう生きる方が明快な)〟能力の(その人の)使い方が、なんか〝変〟ってこと。)
posted by インテグラルとど at 21:21| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする

2016年08月10日

シャドーと逆探知 ~家族セラピーのススメ~

疲れている親にマッサージするシチュエーションです。


イライラしている主体に、マッサージを施すと、気持ちが良いと感じます。

即ち、〝自分を癒す能力の認識と回復〟という基本に行きつきます。

〝親が身体(ゾーン5)を抑圧しがちで、互いに ぎくしゃく してしまう(ゾーン3)場合、身体セラピーからのシャドーワーク的対話(ゾーン3)により、互いを癒す(ゾーン1)〟

上記流れを根拠に、逆に〝マッサージが気持ちいいという真実‐認識〟が〝自分を癒したいという治癒力〟である、と捉えられます。


家族は人生で影響が大きいので、ゾーン3の埋め込まれたシャドーを掘り起こす対話と同時のシャドーワークは、ILPをしていく上で、開発される点も踏まえて〝重要です〟。


こういった例を挙げました。
posted by インテグラルとど at 21:28| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする