2015年12月19日

SE種々現象学のまとめ ~スピリチュアル・エマージェンシーと〝ILP〟⑮~

これまで、〝刷新・共時性・チャネリング・憑依〟をピックアップしました。

〝魂の危機を超えて〟の4章で扱われているこの内容は

SEを単なる〝おかしい人〟〝邪教〟と思われないための〝根拠〟として、提示されているものです。

しかし、現代において、そう、理解を示せない人(特に悪用傾向のある人)も多く

ノイマンはこれを、〝無意識の憑依状態による再集合化の危惧〟として、言及しました。

誤解の解き方は、これまで述べたとおりですが

インテグラルやスピリチュアリティに、真に真剣にかかわっている人々にとって

こういった〝暴力的な誤解を植え付ける行為〟は、(程度と受け手によりますが、本当にひどいものならば、)自分の心身を真っ二つにされるに等しいものです。

(なぜならば、SEにおいて、自我の変容のプロセス(深層からの回帰)の失敗は、生きる意味の完全な喪失だからです。SEでなくとも、日々の悲しいニュースを聞いていると、これが誇張ではないと分かるでしょう。)

普通がいい、という人には同意しますが

本当にひどいものを識別しなければ、90年代に大規模に危惧されたことが、今にも起こるだろう、といった視点は、持ち合わせていた方が良いです。 (でなければ、ヨーロッパの学者が、こぞってアウシュビッツの悪夢について、種々論文を 書きはしなかったでしょう。そして、誰も評価しなかったでしょう。)


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posted by インテグラルとど at 19:36| 実用的生活実践 | 更新情報をチェックする

2015年12月20日

SEの現象学+α ~スピリチュアル・エマージェンシーと〝ILP〟⑯~

もう少し掘り下げます。

実は、割と簡単に、SEがどんな感じか わかる方法があります。

なるべく、自分が過酷だと思う状況で、ステージに立ってください。

〝ステージで緊迫のあまり 息が詰まりそうになりながら、愛を放つあの感じ〟を知らない人は

良い仕事はできないと思います。

この点が、グロフの言う、〝プロセスを信じたい〟ということです。

緊張は、〝人が好きだから〟です。

愛を感じるのは、〝人を嫌いになる自分に痛みを覚える〟からです。

(グリーンにもなれば、この視点が何なく分かるのです。健全なグリーンに関しては、私は恩もあり、好きです。ちなみにグロフは、ターコイスの高度から書いています。念のため。)

〝ステージ〟に関しては、あなたの領域にあててください。


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2015年12月21日

現代儀式の表層構造 ~スピリチュアル・エマージェンシーと〝ILP〟⑰~

〝魂の危機を超えて〟P209‐212では、昔の人々の〝過酷な儀式とその変容効果〟について書かれています。

ポイントは、〝緊張は苦しい、でも、人が好き、一緒にいたい、もし、この状態に なんなく 持ちこたえられる 心身の強さがあれば、もっと人生を楽しめるのに…〟

そうですよね。

健全なグリーンに多いのですが、人が好きだから、自分なりに〝修行〟をする人が出ます。

前回の議論は、〝マズローの言う ヨナコンプレックス〟から、誰にでも感じ、また、可否の権限も自分にある、ということでもあります。

大切なのは、〝その、人が好きという 気持ち〟であり

もし、そういった深層構造ではなく、表層構造ばかりを見ると

現代(6)からは及びもつかない 非人道的な儀式(2)に崩壊することでしょう。

例えば、文頭の例の昔の儀式は、昔の時代には適切な道徳をサポートしていたのであり

現代に、倒れるまで走らせる 等を、〝愛(最低高度6以上)〟とか〝夢(高度7)〟とか まったく無視して行うと

8つのゾーン すべての〝人生=ライフ〟を大幅に矮小化し、しかも気づいていない、現状を引き起こします。

きびしい先生に よい意味でコンプレックスを持っている(た)人は分かるはずですが

本当のところ〝そういった訓練を通じて、現代に見合った、愛を育みたい〟という直接的な欲求の表れなのであり

パワハラなどは、殆ど、狂気のフラット主義なのです。

どちらなのかは、シャドーワークを通じて、次第に分かります。


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2015年12月22日

グロフとノイマン ~スピリチュアル・エマージェンシーと〝ILP〟⑱~

「魂の危機を超えて」 を読んでいると

「意識の起源史」 と、極めて似ている部分が、ある意味で すごく ありました。


即ち、健全なグリーンの知識層(しっかりと明るくユーモアのある道徳的なポストモダニズム)が食いつくような、おいしそうな文体‐内容なのです。

この2人は、近いです。

こういった場合、逆に、取り込まない方が いいこともあります。


要約すると

・グロフは、ゾーン1の(状態‐段階)から、神話(オシリス神話など)を研究‐解読

・ノイマンは、ゾーン4の(構造‐段階)から、神話(オシリス神話など)を研究‐解読


となり

〝ユングの集合的無意識は、状態にもレベルにも関係する〟

〝神話は、ゾーン1と4どちらでも、文字通りの解釈・合理的な解釈・寓話的な解釈 という3通りの解釈ができる〟


ということです。


もちろん、2人とも、ユング大好きなので(笑)


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2015年12月23日

BPMとカルマ ~スピリチュアル・エマージェンシーと〝ILP〟⑲~

ウィルバー〝コスモスのハビット=統合的カルマ〟として、BPMを論じます。

ノイマンが研究した、ゾーン4の集合的無意識の継承は

当然、ウィルバーの言うように〝8つのゾーンすべてで 受け継がれる〟

即ち、〝具体的な内容と元型的な内容〟=〝表層構造と深層構造〟

として、今‐生起し続けていく わけです。


この場合、まず

意識の起源のプレローマ的な時代の人類(1)が、子宮による記憶を、〝出生外傷(1)‐生と死のダイナミズム(1)〟として刻んでいきました。それが集合的無意識(L/1,Q/2)に刻まれます。

同様に、否定包含、差異化/統合により、「エデンから」や「アートマンプロジェクト」、「進化の構造」で示されたとおり、意識が進行、即ち、ある種の翻訳を通じて、それが外在化(コミュニティ化)して、4象限‐歴史が進化していきます。 (統合的カルマの共創造)

すなわち、人類史のあらゆるところに、そういった、出生外傷(1)に関するシンボルイメージが、土台として出現し、形成している事実が見られるのです。

BPM(1)→BPM(2)→BPM(3)・・・


このようにして、あなたが、シャドーワークをしていくとき

逆探知の形で、すべてが、BPM(1)に行きつくことは

割と簡単に、ご想像できると思います。


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2015年12月24日

SEの道徳観 ~スピリチュアル・エマージェンシーと〝ILP〟⑳~

死と再生の体験、P251〝根本的な道徳観の失墜〟

これを経験している、意識しているということは

主体であるSE本人の意識は、〝こういった失墜が道徳的ではない〟として

〝苦しんでいる=気付いている〟

ということです。

実存哲学でいう〝死〟というものが、しばしば虚無的に勘違いされますが

正しくは、〝より道徳的に見つめて、人生の余計な執着を無くす‐手放す〟ことによる、段階特定的な葛藤 です。(ただし、アンバーにもターコイスにも、そういった段階特有の実存意識や病理があります。)

以上より、SEの旅は、基本的に〝道徳的である

SEの条件(以前触れた定義)が、最低オレンジにある、〝万人に開かれた旅だと認識できる 道徳段階〟

ということです。 (不当に他人の権利を食い物にしない・操作しないということですね。)


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2015年12月25日

トランスパーソナル心理学とインテグラル ~スピリチュアル・エマージェンシーと〝ILP〟㉑~

前回の議論は

〝SEが失敗しても 道徳性が無くなるわけではない〟=〝SEを偽って 反道徳的にふるまう行為は(少なくともオレンジのモラルのコミュニティにおいて 拒絶されるという意味で) 赦されない〟

ということでした。

これは、主体(L/5,Q/1)×対象(L/5,Q/4) の、4象限から見た正直性(内省)と社会性‐道徳性(Q/2を含む)能力を表し、こういったインテグラルの芽が、大規模に根付くことによって

当時大人気だった〝トランスパーソナル心理学〟が、〝コンパクトに相対化〟され、扱いやすくなるといった、嬉しい前進として、現れます。

一昔前は、〝何が起こるか わからない 幅広い分野を扱う学問〟と、雲のように見られていた側面がありましたが

今では、SEも含めて、おおよそ、〝神聖かつ繊細な内面と インテグラルな領域への旅〟という風に、定義が自分なりに組めて、各自にとって、動作の軽いものとなっています。 (IOS要)

このように、AQAL(インテグラルな相対化)は、〝決して対象を小さくするのではなく、余地を残し より良く活かす〟のです!

そして、これが、SEと相性良いのです。 (マインドモジュール)


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2015年12月26日

健全な統合と 社会の軋み ~スピリチュアル・エマージェンシーと〝ILP〟㉒~

深層構造を見ず表層構造を見る現代社会を、ウィルバーは〝フラットランド〟と表現しました。

P256〝悪魔的元型など―無意識的内容が意識のなかに完全に浮上すると―日常生活に及ぼす破壊的な影響を失う。―感情的問題そして身体的問題にさえ劇的な癒しが起こるのである。〟 (グロフ・魂の危機を超えて)


上記は、社会において、〝悪魔的〟として抑圧され続けた、〝深層構造の、真実〟です。

これには2つの要点があります。


・本人の中の切り離された潜在力(微細なエネルギー)

・社会文化的な歪み(フラットランド・霊性のラインの抑圧)



もちろん、〝上側の象限と下側の象限=個と集合の領域〟のことです。

まず、これら〝4象限=インテグラル〟が融和しないことには〝SE〟が真に解消されることはありません。

(SEは より広い自己に目覚めます。意識のなかに すべてがありますので、社会や文化も 自分のゆがみとして、自己の境界に気付きながら、把握していくのです。)

現代軋轢社会の表層構造である〝ニヒリズムの悪魔〟ではなく、〝深層構造のハートを見よう〟と、SEプロセスは主張しているのであり、それを無視ないし〝矮小化〟し、大衆に誤解を植え付ける様な 流れを許すのは、(もし気付いていれば) 〝ひどい〟ですよね。 私は そう感じます。


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2015年12月27日

インテグラルへ 健康の回復 ~スピリチュアル・エマージェンシーと〝ILP〟㉓~

投影物としての〝悪魔的元型など〟が、〝現代社会と文化のゆがみ〟の直接的な意味で表れている〝魂=ハート〟の叫びだ(何かがおかしい…) というのが、前回の見方です。

社会文化が フラットランドからインテグラルになれば、こういった 微妙に誤解を招く 元型投影物は、かなり緩和され、〝正体と目的(高度+視点)を明確にした上で〟かわいくなる と 思うのです(・∀・)

これを、多次元で考えても良いです。 (例の 1990年代社会の話など。)


繰り返しますが、〝個のモジュールを実践して、社会や文化に広げ、より健全な地球市民社会を築き、インテグラルなスピリチュアリティという〝健康〟をよりよく解放していく〟

このテーマとして、〝ILPは SEを所有‐統合するためにつくられた〟と言えるのです。


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2015年12月28日

SEの大規模な出現と悪用商法 ~スピリチュアル・エマージェンシーと〝ILP〟㉔~

SEは、息が詰まりそうな緊迫感の他に、そのエネルギーの無尽蔵な消費の後〝誰にもわかってもらえない…〟と確信するような〝無気力‐鬱〟状態を経験します。 (本書共感と並行・私的に証明済み。人により多様)


〝スピリチュアル・エマージェンシーのさなかにおいては、われわれはしばしば無力感にとらわれるので、どんな援助でも喜んで受け容れ、自分をふつうの状態に戻すことができると主張する人の手に、喜々として自分の身を預けてしまう。〟 (「魂の危機を超えて」p344)


上記は〝危険〟です。

おそらく、ILP創発‐関心から、旧時代(部族など)の霊的バランスを見ても、〝霊性の健康を(ラインとして)回復〟していくことで、現代版の〝大衆的なSE〟が起こるのは容易に想像できます。 (というか、既に起こってるんですけど(笑))

この芽を引っ掻き回して〝人を「修繕」できると思っている〟〝ひとりひとりの内にある深い癒しの知恵に目を向けず〟自分の利益のみに執着する者たちの悪意に気付かずに、食い物にされている人々が多いと、すごく感じるのです。 (〝〟2点は、本書同頁。)

ウィルバーは、〝グリーンはその相対主義ゆえ、(邪教まがいの)秘教に足を取られる(惹きつけられる)危険性〟を指摘しています。アンバーやオレンジの中の、儀式的な特性(L/2重心のシャドー)については言うまでもありませんよね(^^


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